就職内定 おめでとう‼️

2018/02/06(火)

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。

今日紹介するのは、社会医療法人 明生会(網走市)に内定した清里高校出身の松浦杏奈さんです。

松浦さんは高校3年生の時、北見市で開催の進学相談会で、道内で唯一アクティビティ インストラクターの資格が取得できる本校の存在を知りました。

「ここでしか学べない『アクティビティ ケア』をもっと知りたい!」という熱い思いで、オホーツク管内から本校に入学しました。地元から離れての1人暮らしの不安な思いや緊張も、親切で優しい先生方やクラスの仲間の思いやりですぐに緩和し、2年間の学生生活を有意義に過ごす事が出来ました。

学生会活動にも取り組み、ポスターイラストの担当の他、サポート役として皆を支え釧専祭終了後は大きな達成感を得ました。

念願だったアクティビティ ケアの学びは、2年間じっくりと取り組みました。大まかな概論を机上で学び、施設での交流学習での実践。講師の先生から幾度となく聞いていたその効果と笑顔を目の当たりにした感動は忘れられず、ここで学んで本当に良かった話してくれました。

そんな2年間を過ごした松浦さんは地元網走市で、地域や社会と繋がる社会福祉施設を目指す明生会の正職員として頑張ります。明生会は老人保健施設やグループホーム、病院等多角的に運営する法人です。学んだ知識と持ち前の優しさと包容力を活かして、オホーツク地方で笑顔の輪を広げるアクティビティ ケアを広げてくれることを願っています。


*アクティビティ ケアとは・・・その人の好きな事、心が動いてやってみたいと思う事を行なって貰い、結果として機能回復やリハビリ効果を自然と享受出来るケアの方法です。

入学したての松浦さん。この頃はちょっぴり不安な気持ちもありましたが、クラスメイトや先生、先輩が優しく学校生活にもすぐに慣れていきました。
1年次生活支援技術の授業で「着脱」の指導を受ける松浦さん。
指導を受け、何度も繰り返して練習します。
2年次、実習指導の時間では、先生から熱心に助言や指導を受けます。不安な事も丁寧に相談に乗ってくれる優しい先生たちが居るので、安心して実習に行けました。本校では、2年間で約10週間程実習期間を設けています。
アクティビティトイのサボテンバランスゲーム。大きさの違うピースをバランス良くつなぎ合わせていきます。ピースが丸いため握りやすく、遊び方も簡単です。木の重さ、質感が心地良く何度も遊びたくなります。アクティビティトイに触れ、自然に生まれる笑顔は心の栄養となり、認知症予防やリハビリ効果をもたらすものとして期待されています。