生活支援技術を学ぼう!

2022/12/25(日)
生活支援技術を学ぼう!

生活全般に渡る広いカテゴリーの支援の方法介護技術を学ぶ生活支援技術。介護環境科では、一つひとつのカテゴリーについて、2年間の長期スパンをかけ、詳しく、丁寧に支援技術を習得してゆきます。

今日紹介するニュースは、介護環境科2年生が学ぶ『生活支援技術II-②ポータブルトイレでの排泄』です。今回の授業では、夜間帯のポータブルトイレを使用した排泄介助について学びました。
排泄は羞恥心を伴う大変デリケートなことなので、利用者さんの尊厳を傷つけないように配慮しながら、自立への意欲を高める介助を行うことがポイントとなります。利用者の方が他人に気がねすることなく、いつでも安心して排泄できるように、介護者のちょっとした配慮や言葉のかけ方が大切なことを、ロールプレイ実践を交え、学びました。
この日の担当は、長年介護現場で介護福祉士として活躍して来た西圭子先生。この日は西先生の公開授業として、教職員へ公開しました。
実践は2人ペアとなり、利用者役と介護者役の両方を経験します。
左腕に麻痺のある、80歳女性の山田さん〜利用者として設定。山田さんになり切り、80歳を演じる演技力は「さすが2年生!」。
実践を繰り返し行うことで、支援技術を習得していく学生たち。4月からは、現場で即戦力として働ける人材育成に努めています。
利用者の方の尊厳を傷つけないよう配慮しながら、自立への意欲を高める介助ができるよう頑張っています。