就職内定おめでとう!

2022/12/07(水)
就職内定おめでとう!

許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する内定者は、釧路市内の有料老人ホームに内定した釧路東高校出身で介護環境科2年生の小田部未唯さんです。

小学生の頃から医療・福祉に興味を持っていました。中学・高校のインターンシップ職場体験でも介護現場へ行き、人に関わりながら、人の役に立つ仕事をしたいという思いは強まり、将来は介護の仕事に就こうと決めました。介護は高卒でも求人があり、就職か進学かと迷った時期もありましたが、自宅から近く、最短で介護福祉士受験資格が取得でき、ここでしか取得できない資格※1もあることを知り、進学を決めました。
入学後は、年齢の離れている社会人経験のある方々と出会い、一緒に学習できたことで、私自身の考え方や物の見方が変わってゆきました。私たちが想像しながら考えることが、社会人学生の方々は、経験談や体験談の実体験として話してくれて、その人間性に感動したからです。
ためになった授業は、『介護福祉論』です。担当の匹田先生からは介護の知識はもちろん、これから社会に出た時に必要な雇用保健制度や医療や出産・育児といた生活全般に関わる知識も学べ、人が生活する上で知っておくべき事柄を深く学べました。

くしろせんもん学校の魅力は、医療・福祉・介護とそれぞれの分野のスペシャリストであるたくさんの非常勤講師や専任講師の先生方から、介護に必要なさまざまな専門的知識が学べることです。
来春からは、一人ひとりの利用者の方々に心から寄り添って、可能性が広げられる関わりをしていきたい、、。
[聞き手:広報 櫻庭 利香子]

※1くしろせんもん学校は道内唯一アクティビティー インストラクターの資格が取得できます。
1年生の時の小田部さん。この頃から、発表力が光っていました!!
実習の報告会で、感じたこと、学んだことを発表する瞳はキラキラでした☆彡
2年間で合計11週間の現場実習を行う介護環境科。2年生の長期実習では、一人の利用者の方の介護計画を立案・実施・評価を行いました。実習後、その記録を研究論文としてまとめ、後輩や先生方、お世話になった施設の方々の前で報告しました。
地域福祉論では災害時に活用する保存食を試食しました。現場で活躍するたくさんの非常勤講師の先生方から、介護福祉士として地域や社会で活躍できる方法や手段、心構えなどを学んでいます。
年齢の離れているクラスメイトと一緒に学べたことで、多くの気づきがあり、社会に対する考え方も変わり、人としても成長できたと思います。
介護の専門的知識や、生活していく上で必要な知識を学べた二年間でした。学んだ知識を活かし、春からは『心から寄り添って、可能性を広げられる関わり』をしていきたいです(*^-^*)