子どもの食と栄養を学ぼう!

2022/12/06(火)
子どもの食と栄養を学ぼう!

こども環境科1年生の後期で学ぶ「子どもの食と栄養」は、乳幼児が、心身ともに健やかな発育・発達をするための栄養と食生活全般に関する基礎知識を学習します。また、「食を営む力」は、子どもだけではなく、保育者自身の生活の質を左右する重要課題であることを踏まえて、食の問題を自分事として捉えていくことで、より学びを深めていきます。
さらに、保育における『食育』について理解するとともに、保育所給食についてや家庭や児童福祉施設における食生活の現状と課題、特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養についてなど、子どもと食に関わるさまざまな視点で考えていきます。

この日の授業では、離乳食、幼児食、栄養バランスと料理などについて学習し、調理実習を体験しました。担当の佐藤先生から、おとなのご版と一緒に作る離乳食を教わり、実際に作り試食をしました。栄養バランスを考えた朝食の大切さについても学習し、朝ごはん向きの簡単調理法で調理した朝食メニューを美味しくいただきました。
担当は、管理栄養士、調理師、アスリートフードマイスターの資格をお持ちで、現在『栄養ステーションるーぷ』店長や保育所栄養士としてご活躍の佐藤あゆ美先生です。栄養学や衛生学に基づいた計画や、クッキング実習を組み入れた理論と実践をご教授くださっています。
朝食の大切さ、素材や栄養素、料理のコツ、調理法についての説明の後、さぁ実践です。
まずはグループで3号のお米を研ぎました。次は大鍋でほうれん草を茹でます。
煮干しだしと乾物の高野豆腐とワカメを使い、簡単みそ汁を作ります。このメニューでは、朝食に必要なタンパク質が摂取できます。
茹でたほうれん草の葉先の部分を使い、離乳食用の煮浸しを作りました。
それぞれの班で研いだお米を巨大炊飯器に入れ、合同で炊き上げます。
お米の上には鱈、市販の根菜五目の素をのせて、スイッチオン。
湯気と一緒に美味しい匂いが食欲をそそります(^^♪
わぁー、できました!!
美味しそう!!
みんな席につき、いよいよ試食です!
専門的知識や実践力をどんどん身につけ、仲間と一緒にスペシャルな保育者を目指す私たちです(^-^)