教職実践演習(幼稚園)を学ぼう!〜釧路桜幼稚園編

2022/12/02(金)
教職実践演習(幼稚園)を学ぼう!~釧路桜幼稚園編

こども環境科2年生が学ぶ本教科は、教員として必要な知識・技術を習得したことを確認する教職課程の「総仕上げ」に位置づけられ、履修カルテを作成し、個々のこれまでの学びの中で、不足している知識や技術を補うよう展開していきます。また、『学びの集大成』として、さまざまな素材を活用して劇遊びへと発展させ、作品として子どもたちの前で発表します。

この日は、4月からの就職を見据え、実習園以外の保育の展開方法や環境構成の視点を学ぶ目的で、認定こども園 釧路桜幼稚園を訪問し、午前中の保育に参加しました。
2年生に進級した直後に引き続き、2度目の訪問となる今回の演習では、4週間教育実習後ということもあってか学生たちの成長が伺われ、保育者目線で子どもと真摯に向き合う姿が印象的でした。
スクールバスを持つ本校は、多くの校外学習を取り入れて、学生が実体験から学習できる環境を整えています。これも地域の教育現場の方々のご理解とご協力があって実現できることと感謝しています。
園に着くと、園長先生からのオリエンテーションを受け、早速クラスに分かれて園児さんたちとふれあいました。
クラスでは、さまざまな遊びが展開されていました。学生たちも園児さんたちと徐々に距離を縮めて、一緒に楽しむ姿が見受けられました。
こちらのクラスでは、シール遊びを行っていました。学生たちは、一人ひとりの子どもたちに寄り添い、声かけを行っていました。
先生たちの温かい雰囲気、子どもたちのやりたい気持ちを優先する楽しい保育に、たくさんの遊びのヒントをもらった学生たちです(#^.^#)
お部屋の片隅には、ダンボールや家から持ち寄った空き箱等を自由な発想で貼り付けたビッグクリスマスツリーが飾られていて、この日も作品作りに取り組んでいました。

子どもたちのアイデアから生まれたオリジナルツリーに感動した筆者は、写真撮影をお願いして上記のキラキラ笑顔の写真が生まれました(^-^)
約2時間の保育活動を終え、最後に横田園長先生から4月から現場で働く皆さんへと、熱いメッセージをいただきました。また、学生たちも個別に感想を発表しました。

「子どもたちの笑顔と一緒に居られるって、こんなに幸せなことなんだと日々感じています。今の子どもたちに取って一番大切なことは、安心して失敗できる環境を整えて上げることです。それは大人も同じで、皆さんも4月から働く現場でも失敗を恐れずに、頑張ってください(要約)」とエールを送ってくださいました。横田園長 大変お忙しい中、学生に学びの場を設けてくださり、本当にありがとうございました!!
バスに30分程揺られて、学校に到着しました。お疲れ様でした。これからランチタイムを挟み、午後はピアノの個別レッスンの授業が待ってますね♫
4月からの保育に役立つヒントをたくさんいただきました☆彡

子どもから学ぶことが大切。
キラキラの笑顔が教えてくれます。
生きる力を育む幼児教育。
自分で考え行動できる人へ。
失敗は大切。失敗はこれからの一歩へとつながっている。