釧路北陽高校 上級学校見学会を開催しました。

2022/11/04(金)
釧路北陽高校 上級学校見学会を開催しました。

専門学校の一つとして、本校ことを深く知り、進学の意欲を深めること目的として開催した上級学校見学会。この日は、1年生9名の生徒さんが約3時間滞在し、学校概要説明・校内見学・授業見学・体験授業に取り組み、上級学校への理解を深めました。

釧路北陽高校は『総合的な探求の時間』の一環として、毎年この時期に上級学校見学会を実施しており、本校では専門学校へ進学を希望する1年生を受け入れています。今年も無事に開催でき、生徒さんたちがせんもん学校での学習の内容や資格取得について知り、進学の意欲を高め、将来の進路を真剣に考える一日となったなら、開催した本校としても大変嬉しく思います。
上級学校見学会がスタートしました。オリエンテーションでは、専門学校の一つとして「くしろせんもん学校」がどのような学校なのか、教育理念・資格取得についてや授業内容などを含む「学校概要説明P P」を約20分間聴講しました。
感染対策のため、A・B 2グルーブに分かれて、1階から5階までの専門的設備を配置した教室を見学しました。「3階の図書室には、約7000冊の専門書や600冊の児童書や絵本があり、授業や実習で活用しています」
2階の医療的ケアルームでは、担当の長谷先生より、痰の吸引・経管栄養の方法や実践を学ぶ医療的ケアについて、説明がありました。
授業見学では、こども環境科2年生の『子ども家庭支援の心理学』の授業を10分ほど聴講しました。2年生はテキストに熱心に取り組んでいました。
介護環境科2年生『障害の理解II』の授業も10分程見学しました。この日の授業では、2年生が先週受けた国家試験模試の問題解説を力強くされている担当の金子先生と、メモを取りながら真剣に聞く学生の姿が印象的でした。
授業体験は、介護・保育の分野ごとに行いました。介護体験は『車いす介助〜安心・安全・安楽への配慮』と題した30分間のミニ授業を体験しました。高齢者の特徴を知り、車いすの構造名称を学習してから、自走・介助を体験しました。
責任を持って介助をするために、せんもん学校では専門的な知識や技術を学習し、より安全・安心な介助が提供できる様、”根拠に基づく介護技術”を習得していくことを学びました。
保育体験は、保育内容の指導法(環境)の30分間の短縮授業を受講しました。幼稚園教育要領・保育所保育指針における5領域。その5つの領域の中の『環境』ついて学習しました。
幼稚園や保育所などの生活の中心にある遊び。遊びを通して成長する子どもたち。幼児教育の世界では、子どもたちが好奇心や探究心を持って関わるために、”環境構成”は大変重要なことを理解しました。後半は、私たちの身近にある物的環境である「紙コップ」を活用した『紙コップロケット』を製作しました。
短時間で、高らかに飛ぶ「紙コップロケット」が完成しました!(^^)!

本日の上級学校見学会を通し、自分の進路について真剣に考える半日となったなら幸いです。
くしろせんもん学校は、これからも頑張る皆さんを応援していきます。
未来イメージを少しずつ膨らませて、なりたい自分に向かって努力できる人であって欲しいと願っています☆彡