チームティーチングで実習指導を学ぼう!

2022/07/07(木)
チームティーチングで実習指導を学ぼう!

こども環境科は2年間の学習期間の中で、約10週間の現場での実習を行います。
最初の長期実習は、1年生の11月に行う2週間の施設実習です。保育士として、将来施設の指導員としての支援や援助を行なっていくために、さまざまな困難を抱えた子どもたちや利用者の方々を理解するとともに、対応する技術を身につけることを目的とした実習指導(施設)に力を入れています。

本授業では『なぜ施設実習があるのか』というオリエンテーションから始まり、対象児童の理解に加え、コミュ二ケーション指導・車いす指導・リスクマネジメント指導の部門を設け、介護環境科の3名の先生方もチームティーチャーとして参加しました。
保育士として、利用する人たちの養護や適切な生活習慣を身につけることを基本としながら、自立するための援助の方法を学習してゆきます。
この日のチーム講師は、介護環境科の伊東利恵先生。各施設には、さまざまな理由で車いすを活用している方々がいます。安全安心な支援やふれあいができるよう、基本構造や基本的な操作方法の理解、留意点などを学習しました。
感染予防も兼ね、広い体育館に車いすを準備して、授業を行いました。
学生は伊東先生の説明をメモを取りながら真剣に聞いていましたよ☆彡
「さぁ、基本操作を理解しましたね。では、2人ペアとなり、実践してみましょう!」
髪の毛が揺れない程度が安心安全な速度です(^^」
担当の武藤先生とハイ、ポーズ。この他、実習に向かうための態度や記録、必要な書類について理解をし、円滑な実習が行えるようサポートしてゆきます。