生活を学ぼう。

2022/06/13(月)
生活を学ぼう。

小学校の生活科教育が生まれた背景やその概要を学び、小学校低学年における児童の姿をイメージしながら、ものづくりや栽培活動など具体的な活動を通して実践的な学びを習得する『生活』。
元北海道教育大学特任教授の近藤逸郎先生が担当くださる本教科には、保育所・幼稚園・小学校との連携と、子ども理解・児童理解を深めてゆくという目標があります。

科学的な社会認識を育てられるよう子どもたちの『気づき』を大切にし、身近な事物や現象に働きかけてゆける、そんな素敵な授業を展開しています。
本校は道内唯一の文科省指定幼稚園教諭養成専門学校です。大学との併修教育ではなく、単独での教育カリキュラムの取り組みにより、卒業と同時に保育士資格と幼稚園教諭2種免許状が取得できます。また、北海道教育大学 釧路校から教員派遣や退職教員の派遣を受け、教育の質の向上に努めています。そのお一人である北海道教育大学元特任教授の近藤先生は、お隣の昭和小学校でも5年生の授業を受け持っています。現在の児童教育の現場に携わっている近藤先生の授業は必見です。
生活の授業の実践編ではものづくりや栽培活動を行なってゆきますが、4月に植えたじゃがいもは、5月には芽を出しました。こちらは5月12日の写真です。校舎の前庭にある畑を活用し、一人ずつ自分のじゃがいもを育てています。
6月2日。こんなにワサワサと生育したじゃがいもたち。
この日の授業では『芽かき』という作業を行いました。不要な芽を欠き取る芽かきは、良質なじゃがいもづくりには欠かせない作業です。主要な葉を残し、横に伸びている葉を鋏で切りとっていきました。
芽かきをしたじゃがいもに肥料をやり、盛っていた土を平らしておきます。
いつもカメラに笑顔を向けてくれる優しい学生さんたちです。
こんなにスッキリとしたじゃがいもたち。これで主要な茎に栄養がゆき、秋には丸々と太ったじゃがいもの収穫が期待できそうですね!(^^)!
教室に戻って各自観察日記をつけました。スマホで撮影した写真を見ても良いのですよ(#^.^#)
学生一人ひとりに親身に寄り添ってくれる近藤先生がみんな大好きです!
一人ひとりがリラックスして受講し、ありのまま自分で輝いていました☆彡