自然と環境を学ぼう『大西先生とゆく春採湖』

2022/05/22(日)
自然と環境を学ぼう『大西先生とゆく春採湖』

本校の教育理念は自然と人間を愛する教育(無条件の受容)です。この自然というワードには、大自然と自然体の二つの想いが込められていて、釧路の地の大自然からの学びと、ありのままの自然体の自分で輝く人へ〜そんな願いがこもる教育理念です。

今日紹介するニュースは、大西英一先生の教科『自然と環境』です。大西先生は長年の自然環境における研究知識をご教授くださる、北海道の教壇に立つ最高齢の先生です。

先日、介護環境科1年生は春の春採湖の散策へ出掛けてゆき、実地演習を交えた釧路の歴史を探訪しました。
私たち人間は自然に生かされ、癒され、助けられて、日々の生活を送っています。将来、介護や保育に携わる人間にとって、地域の自然からの学びは、大いに役立つことでしょう。
本校は学校バスを持ち、校外学習を取り入れた実践教育を大切にしています。
車中では、新釧路川の成り立ちや、湖の名前の由来を含むアイヌの人たちの歴史や生活の様子など、大西先生の語る楽しい解説に耳を傾けました。
この日は生憎の雨模様。振りがひどくなって来たため、春採湖ネイチャーセンターでしばし雨宿りをさせていただくことに、、。
センターの中でも、大西先生の講義は続きます。
雨も上がり、いよいよ散策開始です。
ここ釧路では、日本で一番遅い桜の開花宣言が発表されました。山桜が凛と美しく咲いていました。この他、ソメイヨシノや釧路八重桜の品種改良のお話など、この時期ならではの講義内容は、実地演習だからこそ、心に深く残りました。
散策路をゆくと、春の山菜が芽吹いていました。良くみると、水の流れの綺麗な場所に山わさびが群生しています。
大西先生のポケットから、何と本わさび入りのチューブが(#^.^#)
冬の眠りから覚めた可憐な野の花たちが美しく咲いていました。
講義内容を記した資料を持参しながら学べるので、演習の理解がより深まりますね。
雨に煙る春採湖も情緒があり素敵でしたが、お天気の良い日にまた、訪れたいですね(^-^)