運動アクティビティを学ぼう!

2022/04/11(月)
運動アクティビティを学ぼう。

本校は道内唯一アクティビティ インストラクターの資格が取得できる介護福祉士養成校です。
アクティビティ・ケアとは、その人の好きなことや楽しいと思うことを行い、生活支援に生かしていく方法です。介護環境科の授業では、アクティビティ・ケアのさまざまな実践例を細やかに学び、それぞれがどうプランニングされてケアに結びついていくのかを考えてゆきます。

この日の授業は2講続きで『利用者さんとともに楽しむ運動アクティビティ』の実践を学びました。『心が動けば身体も動く』を納得しながら学び、併せて『人が人間として生きていくために欠かせない「心の栄養補給」の大切さ』というアクティビティ・ケアの観点を学びました。
講師は作業療法士、アクティビティ ディレクター、ふまねっとインストラクター3級の資格をお持ちで、通所リハビリテーション鶴の園に勤務する桂裕二先生です。長年本校の非常勤講師として、現場経験で培って来たアクティビティ・ケアの実際をご教授くださっています
運動アクティビティ①楽しい集団体操実践
新聞紙8枚を使い、棒体操の棒作りの実践からスタートしました。
きっちり巻いた新聞紙をテープで固定します。その後、ビニールテープを使い、それぞれの個性が光るカラフルな棒が完成しました。
さぁ 実践です。桂先生の通所リハビリテーションで実際に行われているメニューを教わりました。できなくても、もちろん大丈夫です。利用者さんが前向きに取り組めるやる気や元気を促す声かけを習いました。
運動アクティビティ②ふまねっと運動実践
「ふまねっと運動とは〜50cm四方の大きなマス目でできた『あみ』を床に敷き、その『あみ』を踏まないように歩く運動です」
新聞紙を活用して簡単ふまねっとを作成しました。

ふまねっともどき完成です!
ふまねっともどきを使い、実践方法を習得しました。運動が苦手な人も杖歩行の方も楽しく参加できるユニークな運動プログラムです。

後半は、グループに分かれて習得した運動アクティビティを実践しました。

最後にふまねっと運動の実践です。

介護予防、生活の質、人生の質を高めるアクティビティ・ケアの基礎理論や実践を学び、これからの高齢者介護に大きく貢献してゆくことでしょう。