校内研修会を行いました。

2022/02/28(月)
校内研修会を行いました。

2021年度の両学科における全カリキュラムを終了しました。
本校では毎年この時期に、教職員の資質向上を目的とし、また、近年は『学生支援』に重きをおいた校内研修会を開催し、学生の学びやすい環境づくりを模索しています。

この日は、釧路市障がい者基幹相談支援センターの金子一也所長をお招きし、『学生の自立とかかわりについて』学びました。

学生の気持ちを受け止めることの大切さと、学生が成長できるプロセスを対話による理解を通して一緒に考えてゆける、そんな私たちで在りたいと感じた研修会でした。
本校の非常勤講師として、授業や個別面談等でお世話になっている金子先生。私たちはどのようなことで悩んでいるのか、私たちの目指すべき方向とは何か、この視点に添い、一つの参考例としての方法論を提示してくださいました。
本校の教育方針の一つ『一人ひとりの可能性を引き出すことを目的とした教育』。可能性を引き出すことにおいて、自分たちを振り返り、学生を受け止めて、対話による理解を通して一緒に考えゆく大切さを教えていただきました。
『学校での学びが型・スタンスとなることを再認識した大変有意義な研修会でした』と校長先生。他、一人ひとりの教職員が研修内容の感想を述べ、金子先生に謝意を表しました。
「今の世の中に、生きづらさを感じている人がたくさん居るということを、もっと多く人たちに感じて欲しい。社会の課題に、皆で目を向けていくこと。幸せって何だろう、生きるって何だろう、声なき声に耳を傾ける努力を怠らず、私たちは歩いていきたい。対話は学生支援につながっている」 

金子先生 心揺さぶられる講義をありがとうございました。