『絵本の世界』実践発表を行いました。

2022/02/10(木)
『絵本の世界』の実践発表を行いました。

こども環境科では、授業の学びの集大成として、園児さんへ向けての人形劇発表を行っています。
2年生は『教職実践演習(幼稚園)』、1年生は『こどもの遊びと文化II』という科目で、演目の選定から始め、人形作りや小道具・大道具作り、背景、効果音、発表での役割分担と現場におけるチームティーチングの実践方法を学んでゆきました。
当初は新型コロナウイルスの感染対策を兼ね、少人数に分かれて系列のフレンドようちえんへ出向き、実践発表する予定でした。しかし、今年度は釧路市における感染拡大傾向が続いているため、急遽動画撮影を行い、CDでプレゼントしようということとなりました。

園児さんたちの前で直接披露できなかったことは大変残念でしたが、この贈り物を観劇し、一人でも多くの子どもたちが「お話の世界」に興味を持ってくれたなら幸いです。
1年生は『ジャックと豆の木』『シンデレラ』『赤ずきん』の人形劇を実演しました。
2年生は『魔法の電子レンジ』『僕と動物たちの音楽隊』『ふしぎなカサヤさん』です。
1年生は保育実習を間に挟み、余り時間が取れない中、手づくりの人形を完成させ頑張りました。
ペープサートを取り入れたり、小道具、バック絵も素敵でしたね!
2年生は劇仕立てを盛り込み、自らが動物などのキャラクターを演じました。動物たちが次々と登場する絵本の世界は、器楽演奏効果も加わり、独特の世界観を醸し出していました。
学生たちの演技もさることながら、状況に合わせて場面が変化するバック絵も見応えがありました。
こんな素晴らしい大道具を作成していました。「くしろせんもん劇団」を結成し、全国を回って欲しいと思ったほどです!!
先輩の発表を見て「来年に向けて頑張ろう!」と意欲を燃やしている1年生。実践を通した学びは、現場に立った時に大いに役立つことでしょう!!