就職内定おめでとう!

2021/12/08(水)
就職内定おめでとう!

許可取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する内定者は、道東の児童養護施設に内定した佐藤紅梨さんです。(佐藤さんは、国・道からの補助を受けた北海道釧路高等技術専門学院 保育士養成科の訓練コース(2年間)の生徒さんです)

幼い頃から保育士になりたいという夢を持っていましたが、高校卒業後に運送会社に就職しました。職場で「ドライバーになりたい」という夢を叶えて仕事をする先輩たちの姿を目の当たりにし、「私ももう一度夢を追いかけてみたい!」と思い始めました。母に相談すると新聞広告※1見せてくれて「こういう制度があるから受けてみたら!」と応援してくれました。

年齢による壁があるため不安だった学校生活も、みんな良い子で気軽に話しかけてくれるため仲良くでき、不安だったことが嘘のように楽しい毎日を送っています。地方出身のため、市内に友人が居なかった私ですが、この学校でたくさんの友人に恵まれました。また、生活面でも訓練制度による月々の給付金が支給されているため、アルバイトと併用し頑張ることができました。
学習面では、毎日の授業が保育に関する専門科目のため、興味を持ち取り組むことができました。テストのことは不安でしたが、日々の授業の中で「ここテストに出るよ」と先生が教えてくれたり、テスト対策プリントを作成してくれる先生もいるので、どの教科も安心して学んでいます。
好きな授業は、8年間続けて来たピアノ技術が活かせる「器楽演奏法」です。一人20分程度の個別レッスンを受けられる授業で、私は主に子どもの歌を習える教科書を活用し、童謡をたくさん弾けるようになりました。
2年前に夢に向かって踏み出した一歩は、笑顔で過ごせる毎日へ、たくさんの友人との出会いへとつながる一歩でした。
[聞き手:広報 櫻庭利香子]

4月からは、「いろいろな背景があり入所してくる子どもたちを理解し、信頼関係を築きながら、人としての人権を大切にできる保育者」をめざし頑張る佐藤さん。就職内定おめでとう!

※1上記『社会人向け個別募集説明会』バナーをタップすると令和3年度用の新聞広告が掲載されています。
昨年2月に撮影した写真です。クラスメイトと社会人入試広報のお手伝いをしてくれた佐藤さん。(本ホームページの2月16日で閲覧できます)
実習へ向けて作成した参加型のシアター。シアターは子どもたちの興味を引き出し、想像力を育んでいきます。
元園長先生や教育大学の教授や元教授、現場でご活躍のゲスト講師の先生方とさまざまな先生方のお話を聞けることも学校の魅力の一つです。
今では、年齢差は全く感じずに仲間と笑顔で学んでいます。
自然とふれ合う機会が多く、また、系列幼稚園があるため、発表会や運動会などで実践経験を積み重ねていけます。
絵を描くことは苦手ですが、折り紙は得意です!

得意なことを活かし、実践発達にも活かしました。

夢を諦めずに追いかけて来て良かったです。2年間の学校生活で、多くの友人に恵まれて、人としても成長できたと感じています☆彡