就職内定おめでとう!

2021/12/01(水)
就職内定おめでとう!
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する内定者は、釧路市内の幼稚園に内定した釧路商業高校出身の目黒あかねさんです。

幼稚園時代の先生とのお絵かきや歌遊びなどの楽しかった記憶が今でもまだ鮮明に残っている私は、幼い頃から幼稚園の先生になりたいという夢を持っていました。進学先については、短大と専門学校で迷い、両方の進学相談会やオープンキャンパスにも複数回参加しました。道内で唯一の幼稚園教諭養成専門学校であること、オープンキャンパスで感じた明るく・優しい雰囲気と、先生と先輩の距離の近さが決めてとなり、くしろせんもん学校に進学を決めました。

入学後はすぐに学生会に入り硬筆検定2級の資格を活かし2年間「書記」を担当しました。クラスでは”誰かの役に立ちたい”との気持ちで、率先して席替えの後の席順表作りを2年間続けました。社会人経験者の方も含め、クラスはとても仲良しで、放課後などにも一緒に出かけたりしています。
好きな授業は『発達心理学』です。この授業がきっかけで『発達障がい』について知り、年齢や発達に合わせた遊びの提供の重要性に気づけたからです。自分の幼稚園時代に感じた遊びの楽しさは、先生がただ単純に遊んでくれていた訳ではなく、その子の年齢や発達に応じた遊びを考え実践してくれていたことを知って、衝撃を受けました。表面的に見えていた部分には、実は隠された真の姿があることに気づき、更に学びの意欲が増しました。また、せんもん学校は実践的な授業が多いため、先生として必要な積極性やまとめる力が徐々に身につき、就職内定という結果に結びついたと思います。
[聞き手:広報 櫻庭利香子}

4月からは、「子どもからも好かれ、保護者からも信頼される、個々に合わせた声かけをして子どもに寄り添える先生」をめざし頑張る目黒さん。就職内定おめでとう!
実習園で内定をいただきました。左上のすみれの花のネームは、実習初日がすみれ組さんからスタートでしたので作成しました!
実習で子どもたちと遊ぶために作成した「ハンバーガー屋さん」。子どもたちはとても喜び、楽しく遊ぶ姿を見て、頑張って作って良かったなと思いました。
「おはようの歌」「お弁当の歌」など園生活にはピアノは欠かせません。せんもん学校は、毎週木曜日に『器楽演奏法』という個別のピアノレッスンの授業があり、その人のレベルに合わせた指導を行っています。
学ぶことがとても楽しいです。発達や年齢に応じた遊びを知ることは、例えばハサミは何歳くらいで使えるのかなど、制作にも役立つ知識です。
演習やグループワークの授業も多く、自分にない考えが聞けて、視野がどんどん広がり自分の成長を実感できます。自宅では「子ども発達支援アドバイザー」の資格の勉強もして、来年に備え頑張っています!