幼稚園・認定こども園キャラバン隊が来校しました。

2021/11/12(金)
幼稚園・認定こども園キャラバン隊が来校しました。

幼稚園・認定こども園の魅力ややりがいを伝えることを目的とした北海道私立幼稚園協会主催のキャラバン隊が来校し、こども環境科2年生が聴講しました。
キャラバンスタッフとして、2名の幼稚園園長と、幼稚園と認定こども園に勤務している2名の卒業生が参加し、リアル感たっぷりな現場での仕事の魅力を語ってくれました。

少子化が進む日本ですが、2006年の認定こども園の誕生で待機児童の数は解消されつつありますが、各園では教諭確保も大きな課題となっています。幼稚園・認定こども園の職場理解が進み、キャラバン効果が全国に波及することを願っています。

昭和スポーツ幼稚園教諭の伊良杏香さんです。日々の生活の中でこどもたちの成長を感じる時、先生になって良かったと感じるそうです。
認定こども園ましゅう教諭の阿部加奈子さんです。阿部さんは自身が悩んだことの具体的な例を挙げて語ってくれました。成長の遅かった子のトイレトレーニングをシール貼りで工夫し成功した事例、ピアノが苦手で悩んだ時に「努力は必要だけど、自分の得意なことを活かしてもらえば大丈夫」と励まされたことなどでした。お話を聞き、ホッとした学生も多かったと思います。(こども環境科1年の阿部くんのお姉さんです)
時代の変化とともに、10年に1度見直しをかけて改定される幼稚園教育要領。平成30年に改定された幼稚園教育要領では、遊びを主にこどもたちを育んでいく内容へと改定されました。時代が変われば、先生も変わる。ピアノが苦手ならCDを活用することも可能。また、行事のピアノ当番は得意な先生が担当したりと、個人的負担感を軽減する現場での取り組みが進んでいることなど、パネリストの園長先生方からは待遇や職場環境のお話もありました。
キャラバン隊の来校を受け、幼稚園や認定こども園の魅力や仕事のやりがいを理解した1日となりました。