ゲスト講師から『発達と老化の理解I』を学ぼう!

2021/08/30(月)
ゲスト講師から『発達と老化の理解I』を学ぼう。

本授業では、介護実践に必要な知識として、誕生から死に至るまでの人間の成長と発達の過程における、身体的・社会的変化および老化が生活に及ぼす影響を理解し、ライフサイクルの特徴に応じた生活を支援するために必要な基礎的な知識を1年間かけて学習していきます。

この日の講義は、養護老人ホーム 長生園園長の髙橋功成氏をゲスト講師としてお招きし、「人間の発達段階と発達課題の理解〜多様性を理解する〜」とのテーマで、理論に基づいた実践のお話をしていただきました。
さまざまな人生経験を経て入所した利用者の方々に日々向き合っている園長先生のお話は、その方の歴史や考えに触れ、多様性を理解するということの重要性と、『互いの違いを認め、差があるほど大きな力になる』ということを教えていただきました。
発達段階と発達課題についての講義の中で、実践からみる老化と心理について学びました。
学生に実践の中での理論の必要性を実感して欲しいと、社会福祉士の資格を持つ髙橋園長のゲスト講義が実現しました。
多様性を理解するとは〜互いの違いを認め、その差があるほど大きな力となる。深い言葉が沁みました。

人との出逢いは重要。ある人との出逢いが自身のターニングポイントとなり、今の自分につながっている。「皆さんは自身を変えた人との出逢いはありましたか?」との問いを学生へ。

人は人に助けられ、支えられて日々生きていることを改めて実感しました。

髙橋園長の講義を傾聴する学生たち。来年現場で悩んだ時は、学校での学びを思い出して頑張ってくださいね。