今日から君もアクティビティインストラクター!

2021/08/30(月)
アクティビティインストラクター資格取得セミナーを開催しました。

アクティビティ・ケアとは、その人の好きなことや、楽しいと思うことを行い、生活支援に活かしていく方法です。
くしろせんもん学校は道内で唯一アクティビティインストラクターの資格が取得できる介護福祉士養成校です。授業では、アクティビティ・ケアのさまざまな実践例から、アクティビティ・ケアの実際を学んでいき、それぞれがどうプランニングされケアに結びつくのかを学んでいきます。
この日のセミナーでは、アクティビティ・ケアが生まれた背景などを学ぶ基礎理論のほか、実践例に基づく運動的・心理的・脳活性化的効果を学習しました。

誰もが幸せになる〜という考えが根底にあるアクティビティ・ケア。芸術や遊び・文化を活用し、”心が動けば身体も動く”という人間の内面に着目した支援の方法は、介護の世界に新風を巻き起こしています。
講師は、長年本校の非常勤講師としてアクティビティ・ケアの授業を担当してくださっている作業療法士でアクティビティディレクターの資格を持つ桂裕二先生。「リハビリとは、リ、ハビリス。再び人間らしくなる」という深い言葉を教わりました。
アクティビティ・ケアが介護を変える
〜楽しくQOL(生活の質・人生の質)を高め、ADL(日常生活の動作)を維持するケアを〜
などのテーマに沿った基礎理論を学ぶ学生たち。
アクティビティ・ケアを計画・実践するためには、コミニケーション能力が大切です。
演習を通して、質問する力やほめる力、プラスの声かけを学びました。
グループに分かれて、アクティビティ・トイゲーム大会を行いました。(学校インスタで動画配信しています)
それぞれのゲームで点数つけをし、得点を競い合いました。
優勝者にはお菓子のプレゼントが用意されていました。現場でも活きる嬉しい気遣いです。
アクティビティ・ケアという新しい風が日本中に吹き荒れることを願って・・・