わらべうたを学ぼう!

2021/06/14(月)
わらべうたを学ぼう!

本校は道内唯一の文科省指定幼稚園教諭養成専門学校として、理論と実践力を重視した教育内容に力を入れています。

今日紹介するニュースは、保育内容の指導法(表現)です。
わらべうたは、自然、環境、暮らし、生活、人間関係など、私たちの身近な題材をモチーフとし、地域に根づく生活遊びとして伝承されてきました。近年、乳幼児期の成長を促す遊びうたとして、また、コミュニケーション力の向上としてその効果が見直されて来ています。

学生は幼児の表現の意義を知り、総合的な表現活動を楽しめるようわらべうたを通して学んでいきます。
講師は、釧路市治水保育園 元副園長で、保育士会研修講師を長年続けている横川牧子先生。現在でも市内の保育園や幼稚園で、わらべうたの実践保育を行なっている『わらべうたのスペシャリスト』です。
学生が自ら作成した『ブラブラ人形 だるまさん』。
習ったうたを歌いながら実践します。
生活と遊びが一体化していく中で身についてくる・・わらべうたのメロディ
テキストでしっかりと理論を学ぶ学生。
集団保育の中で、1対1でわらべうたを行う時、自分の番を待つという『順番』と『待つ』という行為を経験します。こどもたちの遊びの中で、身につけておきたい社会性も培っていく効果があることも学んでいきます。
後半は、横川先生が市内の幼稚園で行っているわらべうた保育の実践記録を視聴しました。
園児たちは初挑戦したわらべうたの楽しさに魅力されていました。
先生の歌声をすぐに真似て歌うこどもたち。素晴らしいですね♪
学生が作っただるまさん。何て可愛いんでしょう!
何とも言えないこの表情(^^)
講義終了後に横川先生の手づくりの作品を見せてもらいました。
紙と布でつくったキツネさんのおうち、素敵でした!

表現者としての“自分自身”を知り、“自分らしい”表現方法に気づき、現場で実践して欲しい。
たくさんのわらべうたを歌って、遊んで、こどもたちの成長を見守ってください。