教育心理学を学ぼう!

2021/06/08(火)
福岡元教授から教育心理学を学ぼう!

本校のこども環境科では、保育士と幼稚園教諭免許取得のため、1年次に発達心理学を、2年次には教育心理学を開講し、教育の基礎的理解を深めています。

講師は北海道教育大学の元教授の福岡真理子先生です。
教育心理学とは、教育や保育の集団に対する心理学。
保育現場で起こりうる問題や課題に、現場に即した内容で心理学知見が持て、より集団保育に着目した知識や技術が身につくことを目的とした授業を行っています。

授業では、こどもの発達を理解し、保育現場での教育や保育の効果を高めるために、1年次で学んだ発達心理学の知識をもとに、さまざまな事象を自ら検証しながら学習していきます。
本校は道内唯一の文科省指定の幼稚園教諭養成専門学校として対面学習を行っています。
本校の指導校である北海道教育大学 釧路校から教員派遣を受け、そのご協力により対面学習が実現しています。その中のお一人である福岡真理子元教授。
優しく、いつも、どんな時でも、肯定的であたたかい眼差しで学生を導いてくださるのです。
緊急事態宣言発令以降は広い教室で間隔を空け、マイクを活用した受講スタイルとしています。
時にはスマホを活用し、調べ学習を行なっています。自ら検証することで学びが深まります。(本来であれば図書室やパソコン室を活用する調べ学習も、コロナ禍では自分たちのスマホを用いています)
この日の授業テーマは〜保育の中で生かす教育心理学
こどものやる気を促す保育とは何?
あなたならどんな工夫をする?
考えたことをグループ(コロナ禍のため、前後2人)で話し合いました。コロナ禍では、なかなかアクティブラーニングで学ぶ機会が少なくなり、残念です。
こちらは昨年の学生たちの課題発表です。先輩方の学びを継承しながら学べることも、本校の強みですね。

コロナ禍を経て、当たり前に続くと確信していた私たちの日常生活は大きく変化しました。

学生たちは、この素晴らしい学習の機会に改めて気づき、知識の蓄積に真剣に向き合っていました。