就職内定おめでとう!

2021/02/04(木)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する学生は、釧路市内の特別養護老人ホームに内定した松岡唯さんです。
[松岡さんは、国・道からの補助を受けた北海道釧路高等技術専門学院 介護福祉士養成科の訓練コース(2年間)の生徒さんです)

ブラックアウトを機に、日常的に困っている人の役に立てる仕事がしたいと転職を考えるようになりました。同じ頃、祖父のグループホーム入所を機に、介護福祉士さんの医学的知識や献身的介護に触れ、自分が目指す“人の役に立てる仕事”が見つかり、ハローワークを通して介護福祉士養成科を受験しました。
入学後は、社会人入学の方が多いクラスだったこともあり、クラス全員が個人を尊重し、自分らしく自然体でいられる心地良い学生生活を過ごすことができました。皆大人で、誰かと居ないといけないということは全く無く、休み時間も自分の時間を大切にでき、学習に集中することができました。
好きな授業は『地域福祉論』です。地域福祉推進の担い手としての介護福祉士の役割を学ぶ授業では、釧路市内で活躍するたくさんのゲスト講師の先生方との出会いがありました。実際に、釧路地域の福祉活動をリードしている方々から、地域で行っている福祉活動の内容やその意図や意義を詳しく 深く、学ぶことができました。
以前の私は、介護は誰にでもできる仕事だと思っていました。しかし、ここで介護について深く学んでいくうちに、かけがえのない命の大切さや、寄り添う介護の大切さを知りました。ここで学んだ全てを活かし、地域社会に貢献できる人として、これからの日々の仕事を頑張っていきたいと思います。
[聞き手・広報 櫻庭利香子]

最後に、松岡さんに学校の魅力を聞くと「直接仕事につながる専門的知識・技術が身につく学校」と答えてくれました。
4月からは『利用者さんはもちろん、家族の方々にも寄り添っていける介護福祉士』を目指し頑張る松岡さん。就職内定おめでとう!

※2021年度の訓練コースを募集しています。社会人向け個別進路説明会の上記バナーへ。
地域福祉論の授業では、お湯を注ぐだけで食べられる、炊き出し用の非常食米『アルファ米』五目ご飯を試食しました。備蓄、調理、配食までをこのダンボール一つで行える炊き出しセットでした。
生活支援技術は2年間の長期スパンで学びました。
女子チームは、いつも相手を思いやって仲良しでした。
芸道の授業では、いけ花を学びました。日本の文化を大切にしている高齢者の方とのコミュニケーションツールとして活用してくださいね。
社会人の学生さんたちは、介護福祉士養成科の訓練コースとして学んでいます。訓練コースでは、授業料免除の他、失業保険の2年間の給付と交通費の支給もあります。小学6年生のお子さんの子育てとの両立は大変だったと思いますが、同じ夢をめざす仲間と一緒に頑張れました。
私たちが感じる幸せホルモンは、人の役に立つ行為をし、喜んでもらう時にどんどん分泌されるそうですよ。困っている人へ、その優しい手を差し伸べて、どんどん幸せになってくださいね٩(^‿^)۶