就職内定おめでとう!

2021/01/21(木)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する学生は、阿寒高校出身で、釧路市内の認定こども園に内定した枡田裕太さんです。

小学6年の時に1年生のお世話をする機会があり、先生に「向いているんじゃないか」と褒められたことがきっかけで、年少の従兄弟の面倒をみるようになりました。その後、子育て中の叔母に育児についての質問などをする機会が増え、少しずつ保育に興味を持ち始めました。
中学のインターンシップ授業でくしろせんもん学校に来校し、ここで保育士への道が実現することを知りました。高校時代には、オープンキャンパスに何度も参加し、学校の雰囲気や体験授業に魅了されていきました。先生の勧めで、進学相談会で他校の説明を聞きに行ったこともありましたが、やはり実践力とのびのびと学べる印象が強く、くしろせんもん学校を受験しました。
高校時代までは、人見知りでコミュニケーションが苦手な方でしたが、入学初日に思い切って他校から来た男子生徒に話しかけ、仲良くなりました。女子が多いクラスの中で、男同士で共感できることが多かったと思います。
好きな授業は図工と音楽です。実は、工作が苦手で、ピアノも全く弾けずに入学したため、この二つについては不安を抱いていました。工作では、上手に作ることよりも、こどもがいかに楽しめるかの工夫の仕方に焦点が置かれていることを学びました。こどもたちが喜んでくれる顔を想像し、考えて工夫することがどんどん楽しくなっていった授業です。苦手としていたピアノも最初はできなくて、苦しい時期もありましたが、個人レッスンのため徐々に楽譜も読めるようになり、弾けるようになっていきました。また、ハンドベルや楽器演奏も、こどもたちに楽しさを伝えることを目的に取り組んでいくので、楽しく学べました。
できなかったことができる自分へ、ここでは、先生方や仲間たちからの応援があり、頑張ろうと思える環境が整っていて、苦手が好きに、自信が持てなかった自分を成長させてくれました。
そして、行動や内面を見てくれる先生方や仲間の言葉が自信となり、以前は想像できなかった今の自分につながっているのだと感じています。
[聞き手・広報 櫻庭利香子]

最後に、枡田さんに学校の魅力を聞くと『今まで出逢えなかった自分に出逢える学校』と答えてくれました。
4月からは「こどもたちも自分ものびのび過ごせて、こどもたちと一緒に成長できる保育教諭」を目指し頑張る枡田さん。就職内定おめでとう!
学生会では副会長を務めました。責任感と行動力はピカ一でしたね。写真は春の地域清掃。
クラスのゴミ集めや、ポットやプロジェクターの準備などを、率先して一人静かに黙々と続けた日々。その行動に感動したのは筆者だけではありませんでした。
いつもいつも一生懸命に頑張る姿は本当に素敵でした☆☆
オープンキャンパスでも、学生ボランティアとして、支えるスタッフの一員として頼りになる存在です。
2月13日(土)最後の学生ボランティアとして、活躍してくれる予定です。
実習でも、学校生活でも、自分の良い面を見てもらえました。byゆうた
枡田さんのような男性保育士が、もっともっと増えたら、日本中のこどもたちの笑顔も増えていくはず٩(^‿^)۶