就職内定おめでとう!

2021/01/18(月)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介する学生は、釧路市内の障がい者施設に内定した永洞久美子さんです。
[永洞さんは、国・道からの補助を受けた北海道釧路高等技術専門学院 介護福祉士養成科の訓練コース(2年間)の生徒さんです)

こどもたちも大きくなり、子育ての負担も減りつつあった2年前の冬、転職を機にハローワークで国からの授業料援助が受けられる訓練生の募集を知りました。
上の子の就職と、下2人の子も高校生となるため、“福祉のスペシャリストになる”という以前からあたためていた夢の実現を目指し頑張ろうと決意。介護福祉士養成科を受験しました。
福祉を学びたいとの目的で集まったクラスメイトは、一人ひとりが優しくあたたかく、思いやりを持って接してくれるので、安心感のある毎日でした。家庭内で起こる子育てなどの悩みも、学校生活から得る学びの喜びや、先生方やクラスメイトからの気遣いや励ましで、自然と乗り越えることができた2年間でした。また、安心して学べたのは、授業料免除以外に生活支援金として失業保険の2年間の支給継続が大きかったと思います。
好きな授業は、ほぼ全部と言いたい程、全ての科目が専門性に優れ、現場で即実践できるような授業でした。特にアクティビティケアの考え方と生活と音楽、芸道、手話、点字といった実践科目は、身体を動かしながら学べ、かつ、授業の意図を自分が納得しながら学べ、楽しかったです。
同じ夢を持つ仲間と一緒だから切磋琢磨でき、頑張って来ることができた2年間でした。
[聞き手・広報 櫻庭利香子]

最後に、永洞さんに学校の魅力を聞くと「資格がたくさん取れて、専門科目を納得してしっかりと深く学べる学校」と答えてくれました。
4月からは『その方の困っていることに寄り添える介護福祉士』を目指し頑張る永洞さん。就職内定おめでとう!
アクティビティケアの授業で作った提出課題を見せてくれました。
目的や配慮、応用編などを考えていくことで、より学びが深まります。
アクティビティケアは、その人の心が動いてやってみたいと思うこと。この考えには、どんなことにも通じていく、応用できる心の概念があります。人は身体で動くのではなく、心で動くのです。

生活支援技術の授業です。移動介助を何度も頑張る女子たちでした!!

2年間で約10週間の現場実習でも学びが深まりました。実習先が遠方であれば訓練生は交通費も支給されます。

障がい者とスポーツの授業では、ミニ運動会を企画しました。チームリーダーとして頑張っていた永洞さん。素敵でした(╹◡╹)
心の底から笑いましたね💛

「お母さんってこんなにいい顔して笑うんだ!」と娘さん一押しの輝く笑顔。家族の応援、協力があったからここまでこれましたね。

入学時、保育と介護で迷っていた永洞さんですが、今は「この道を選択して本当に良かった」と語ってくれました。


☆令和3年度の訓練コースは2月頃本ホームページでお知らせします。
(国・道からの補助があるため、実費は2年間で介護13万円程度・保育14万円程度)

☆社会人向け個別進路説明会を2月24日(水)〜26日(金)に開催します。訓練コースや社会人入学に興味のある方に個別で学校説明をさせていただきます。
完全予約制:電話予約 0154-51-3195 櫻庭(さくらば)まで