食育を学ぼう〜災害時に役立つパッククッキング

2020/12/24(木)

こども環境科1年生は、乳幼児向けの食育に関する授業「子どもの食と栄養」を受講しています。

授業では食生活の意義や栄養に関する基本的知識を学び、こどもの発育・発達と食生活の関連について理解を深めていきます。また、教育の一体性を踏まえた保育における食育について理解するとともに、家庭や児童福祉施設における食生活の現状と課題、特別な配慮を要するこどもの食と栄養についても考えていきます。

この日学んだのは、災害時に役立つパッククッキング。
一昨年のブラックアウトの記憶は、まだ生々しく私たちの記憶に残っています。釧路も地震が多い地域のため、知識を得て、災害時に備えておきたいと思いました。
1年生はパッククッキングを用いた調理方法や、被災時に注意したい栄養不足についても学習しました。
災害時対応食である
①ポリ袋でつくるサバ缶カレー
②ポリ袋でつくるれんこんガーリックきんぴら
③鶏卵・牛乳アレルギーでも食べられる豆乳きな粉プリン  つくりに挑戦しました。

初めてのパッククッキングへのチャレンジ。
学生からは、とても美味しいと好評でした。
こどもの命を預かり守る保育者として、多角的な角度で食育を学ぶ大切さを感じた授業でした。
担当は非常勤講師の佐藤あゆみ先生。栄養士、調理師、アスリートフードマイスターで『健康キッチン・ループ』店長の佐藤先生。保育士や幼稚園教諭を目指す学生に、栄養学や衛生学に基づいた計画やクッキング実習を組み入れた理論と実践を教えてくださっています。
調理実習開始! 料理男子! 男子も率先して取り組んでいました(*^_^*)
パッククッキングとは?
鍋に湯を沸かし、食材をポリ袋に入れ、湯せんして調理する方法です。
使用するポリ袋は必ず「湯せん可能」な商品を使いましょう。
食材を切ります。
被災時に不足しがちな栄養素や、その補給として缶詰やフリーズドライ野菜、乾物などの活用方法や栄養価、ローリングストックについて教えていただきました。
ジャーン、できました!
栄養価も抜群のパッククッキングです。
美味しかったので、家族にも作ってあげたいな💛