学びの集大成〜教職実践演習での発表①

2020/12/01(火)
本校は、教育実践に関する科目として、こども環境科2年生で『教職実践演習(幼稚園)』を開講しています。
本科目は、教員として必要な知識・技術を習得したことを確認する教職課程の「総仕上げ」に位置づけられ、個々のこれまでの学びの中で、不足している知識や技術を補うよう展開していきます。
1年間の学びの後半では、集大成として、人形劇や劇遊び・影絵劇などの発表会を行っています。発表会の観客として、例年であれば系列ようちえんや、職業実践専門課程の連携幼稚園・保育園の園児さんたちを、学校にお招きして開催していました。
今年はコロナ禍のため、4つの小グループに分かれ、それぞれの園に出向き、実演させていただくこととなりました。
早速、グループに分かれて、案を練り、2年間学んで来た知識と技術を結集した『発表実演』に向けての準備に取り組みました。
観てくれるこどもたちの笑顔を思い、一生懸命に取り組む2年生。
学びの集大成としての発表会当日(2月予定)をめざし、それぞれのグループは走り出しました。
教職実践演習の担当は、元北海道教育大学教授の倉賀野先生と学科長の氏原先生。
前年までの先輩方の見本を紹介しながら、学生のイメージが膨らみ、こどもたちが喜ぶアイデアが発想できるような導入がありました。
倉賀野先生からは
「どんな手法にするのか、同時にどんな方法で観せるのか?イメージが豊かになる、そして、こどもが楽しめるアクションを考えて欲しい。こどもたちが楽しめる、リアクションを起こせる状態になる題材を必ず入れて欲しい」とのアドバイスをいただきました。
前週に、釧路市立図書館で借りて来た絵本を題材として、どんな手法で展開していくのかを話し合う学生たち。
こちらのグループはサン・テグジュベリの『星の王子様』に決定しました。影絵の手法を応用するみたいですよ!
手法は巨大絵本と決まりました!早速 ダンボールとフェルトを活用して作成に取り掛かりました。
こちらはパネルシアターで行います。お豆腐とお鍋の食育物語です。
こちらはビッグ絵本。巻紙上にした模造紙に、下書きをし、絵の具で仕上げます。

投影場面の水彩画を何枚もつくり上げていきます。歯ブラシを使用して「星」を散りばめていました。

独特の世界観を表現できました!

書画カメラを使い、描いた絵を投影するのですが・・・上手くいったかな?

髪の毛の長ーい女の子のお話です。長い髪を使って、冒険の旅に出るのかな?
翌週、巨大布絵本の作業は、こんなに進んでいました!
パネルシアターチームも頑張っています。最後に、びっくりサプライズが待っているのですってヾ(๑╹◡╹)
ここはファンタジーランド?
こんなに打ち込めるエネルギーは、一体どこから生まれてくるのか。
教室にはプラスエネルギーが満ち溢れていました(#^.^#)

こどもたちの笑顔に会える日を目指して、走り出した列車。

☆みんなが幸せでイキイキとしている学校なろう☆
地域に向けて幸せいきいきビジョン
地域の人々に学びの機会をつくり、我々が行っている教育をより多くの人に知ってもらおう
(くしろせんもん学校 発展計画より)