就職内定おめでとう!

2020/10/07(水)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介するのは、弟子屈高校出身で、オホーツク地方の児童養護施設に内定した阿部実央子さんです。
高校時代にYouTube動画で養護施設や乳児院の存在を知り、保育の道を目指しました。姉3人が本校出身者である阿部さんは、すぐ上の姉から「くしろせんもん学校は先生との距離が近くて、話しやすい学校だよ」との勧めもあり、高2の時にオープンキャンパスに参加し、家族特典※1で本校に入学しました。
入学後は、友人にも恵まれ、楽しい学校生活を送っています。
1年次に施設実習でお世話になった実習園では、こどもたちは明るくて可愛く、施設が温かいホームみたいで、好印象を受けました。乳児保育、こども理解、子ども家庭福祉等の専門的知識を学ぶにつれ、養護施設で働きたいという気持ちは徐々に膨らんでいきました。
実習園から声かけをいただき、先月末に4日間の就職実習を受けました。「自分には帰る家がある。安心できる場所がある。だからこどもたちのため、私が家のような安心できる場所になりたい」との思いが通じ、4月からは支援員としての夢を果たしていきます。
最後に阿部さんに学校の魅力を尋ねると「先生方がいつも気にかけてくれて、安心して通える学校」と話してくれました。
4月からは「日常生活のメリハリがつけられて、少しでも親がわりになれるような支援員」を目指し頑張る阿部さん。就職内定おめでとう。

※1  2親等以内の家族に本校卒業生や在校生のいる方は授業料20万円免除します
好きな授業は中野國韻先生の『音楽』です。大好きなので『音楽ゼミ』にも入っています。
今年はコロナのため、距離を取りながら歌ったり、演奏したり。特に楽しかったのはハンドベル。ゼミは友人と話す機会も増え、人と関わることが楽しい授業です。
実験の合間に食材をペロリ。こんな瞬間も、学校生活の楽しい思い出に。
入学直後の姉妹特集の時の阿部さんです。あれから1年半。ここで支援員としての心構えをたくさん学びました。
この笑顔で『こどもたちが安心して帰れる場所』を作ってあげてください。