保育基礎演習の実践始まる。

2020/10/05(月)
こども環境科1年生では、こどもたちと直接ふれあい、園生活を体験的に学ぶことを目的とした『保育基礎演習』という科目を通年を通して開講しています。
今年はコロナ禍のため、前期は例年のような「現場で直接こどもたちとふれあう機会」を持てませんでした。そのため、創作遊戯や2年生との合同模擬保育といった形で、実践授業を行なってきました。こうして迎えた後期、徐々に取り戻しつつある日常生活の中で、系列フレンドようちえんの協力があり「運動会参加」という形から、現場実践の機会に恵まれました。
こどもたちの健やかな成長を願い、開催される運動会。その行事を知り、行事を支えるスタッフの一員として参加した1年生。
学生はこの半日の実践を通し、何を学んだのか。
机上の学びだけでは決して味わうことのできない『輝き、愛情、成長、喜び、達成感、感動』を得たことでしょう。
園児係と道具係に分かれて演習を行いました。園児係の学生は、園児さんたちに気配りをしながら、種目の進行のお手伝いをします。
テキパキと頑張る姿は素敵でした。
スタッフの一員として参加することにより、園行事の目的を理解していきます。気働きが素晴らしい学生です。
バルーンを活用した「紅蓮華」。ムーブメント教具であるバルーンの教育的効果は、授業で既に勉強済です。
一枚の布が、まるで生きている花のように、大空に向かい見事に開花し、観客を魅了します。
皆で力を一つにしなければ、綺麗に膨らむことはありません。風の強い屋外では、なおさらです。自分たちが授業で体験したからこそ、この感動はひとしおでした。
競技が終了した園児さんにはご褒美が!
優しい先輩に教具のたたみ方を教わる学生。
競技の合間にアドバイスをもらったり。
全力で頑張る姿は、キラキラと輝いていました☆彡