就職内定おめでとう!

2020/10/02(金)
秋も深まり、今年も続々と就職内定者が出始めました。
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズも、今年で4年目を迎えました。
今年最初に紹介する学生は、根室高校出身で、根室市職員(保育士)※1に内定した中棚深紅さんです。
中学生の頃、進路の選択肢の一つであった『保育』。その『保育』分野の印象を濃くしたのは、高1の時に生まれた従姉妹の存在と、高校時代の恩師からの「深紅は人の気持ちを1番先に考える人だから、こどもの気持ちも分かる人。保育士に向いてると思う」との一言でした。
こうしてネットを通した学校探しを始め、くしろせんもん学校に辿り着き、オープンキャンパスへ参加。体験授業が良かったのはもちろん、先輩や先生たちが優しく進路の疑問に答えてくれて、安心して受験することができました。
好きな授業は『発達心理学』。1年生の前期に受講するこの教科は、北海道教育大学教授の福岡真理子先生が担当しています。「こどもの行動には全て理由がある」と知った時の衝撃は大きく、こどもの心理をもっと深く学びたいと思い、その後はどの教科に対しても学びの意欲がどんどん高まっていきました。
学生生活は学生会での活動を通し、先輩との交流に恵まれました。クラス内でも仲の良い友人ができ、人と人との繋がりが深まる2年間だったと感じているそうです。また、授業内容がとても良く、演習や実験も多く、理論を深く説明してもらえるため、納得して学んでいけるのもくしろせんもん学校の魅力と話してくれました。
4月からは地元根室に帰り「こどもの思いを考えて、受け止めて、その上でこどもにどう接したら良いかを考えられる保育士」を目指して頑張る中棚さん。就職内定おめでとう!

※1 本校は今年もう一名根室市職員(保育士)に内定者がありました。10年連続で公務員(保育職)に、複数名の就職実績を果たしています。
中棚さんは特待生としても頑張っていました。学生会での活動、オープンキャンパスのボランティア、積極的な授業参加等、弛まぬ努力は全て今の自分につながっているのです。
友人にも恵まれました。休日には3人で道東の自然の中をドライブ。友情を育んでいます。
授業は講義と演習を繰り返します。理論を知り、実験や実践を通し、体感しながら学びを深めていきます。「どの授業も保育者にとって大切なことを教えてくれます。一生懸命に受講しています」
資格をとって未来へ羽ばたこう。ここでの2年間は、君の未来へ続く道。