認知症の人の支援を学ぼう!

2020/09/23(水)
介護環境科1年生は2週間実習を終え、後期の授業に意欲的に取り組んでいます。
今日紹介するニュースは「認知症の人の支援」です。
本授業では、先に学んだ認知症疾患及び周辺症状などを振り返りながら、認知症の人が抱える生活課題を理解して、専門的な知識を生かした介護の基本視点を学んでいきます。
また、実技演習を通して、認知症の方への日常生活における介護の方法を身につけていきます。
先週と今週の2週続きで、認知症の方とのコミュニケーションの実際を学ぶために、校外学習を行いました。
学生は学校バスに乗り、グループホーム『ふれ愛』にお邪魔しました。
「認知症の方への関わりは難しかったけど、笑顔を見せてくれた時は嬉しかった」と、帰校後の学生は感想を聞かせてくれました。
施設の皆様、コロナ禍の中、学生のために“学びの場の提供“のご協力をありがとうございました。
学校バス持つ本校は、校外学習に力を入れており、実践的な学びが身につきます。検温・消毒を励行し、お邪魔しました。
早速、1階と2階のフロアに分かれて実践開始です。
時間をかけて、その方の様子を伺いながら、行動する学生。
左耳が聞こえづらいと教えていただき、右側から話かけコミュニケーションを図ります。
一人ひとりに丁寧に話かけていく学生。
どんな風に関わっていったら良いのかの、課題も見つかりました。
アクティビティ・トイを活用して楽しいひと時を過ごしました。
本授業では、さまざまな日常生活の場面を想定し、事例を通して一人ひとりに合った個別性のある認知症ケアの視点を学んでいきます。