畑のじゃがいもを収穫しました。

2020/08/24(月)
こども環境科2年生は、今日から幼稚園教育実習を開始しました。
本来であれば6月に行う保育実習が10月に延期され、今年度はこの幼稚園実習からスタートする2年生。今年初となる、4週間の園児とのふれあいで、また、一つ大きく成長して帰って来ることでしょう。

さて、今日紹介するニュースは、先週の出来事です。
その2年生が『生活』の授業の中、学校の裏畑で育てたじゃがいも畑の収穫作業を行いました。春に植えたじゃがいもはすくすくと青葉を広げ、土の中では大自然の養分を受けながら静かに成長していたお芋たち。やがて地表の葉は枯れて、萎れていっても、土の中ではむっくり、むっくりと成長を続けていたのです。担当の近藤先生と、学生が手塩にかけ、収穫したじゃがいもは全部で何と17.6kg。1人7・8個ずつ分けて持ち帰りました。
この授業を通して、学生は『人の優しさと、児童を理解する心と、命に寄り添う大切さ』を学びました。
これからの4週間も、この経験がきっと生かされることでしょう。
授業の担当者は、元北海道教育大学教職大学院特任教授の近藤先生。(写真奥)収穫の時間は『生活』のコマでは取れなかったので、教育実習指導の時間に行いましたが、忙しい近藤先生は駆けつけてくれたのです。大好きな近藤先生に会えて、学生はとても嬉しそうでした。軍手の差し入れもありがとうございました。
初夏、青々と茂るじゃがいもの葉。こんなに大きく育つために、盛り土をしたり、肥料をやったりと、命に寄り添うことの大切さを学んだ学生たち。
「これが私のじゃがいもです!」1人、1苗と自分のお芋を育てた学生。途中、病気になった苗もあり、近藤先生は学生のために、毎日畑に通い、治療してくれた時期もありました。
つるの先には、大きなお芋が。
皆で、協力して、あっという間に収穫は終了。
こんなに立派な美味しそうなお芋!次々とどんどん取れていきました。
「ポテトサラダやコロッケ、いも団子もいいいなぁ」と話していた学生たち。美味しかったでしょうね。きっと特別で、格別な味だったことでしょう。