保育内容総論を学ぼう!小麦粉粘土編

2020/08/04(火)

本校は領域及び保育内容の指導法に関する科目の一つとして、こども環境科1年生の前期に保育内容総論を開講しています。本科目では、幼児教育において育みたい資質・能力と、幼稚園教育要領・保育所保育指針の5領域のねらいや内容とのつながりを理解し、保育内容を総合的に捉える視点を養っていきます。

講師は「認定こども園よしの」主幹保育教諭の羽鳥美乃先生。幼児教育で育つ資質や能力が、遊びや環境を通して育まれることを、現役の先生から学べることは、学生にとっては大きな力となっています。園生活でリアルタイムで起きているエピソード披露に、学生の目は釘付けとなり、より学びが深まっていきます。

学生は保育者しての役割を知って、自分なりの教育観・保育観を育てていきます。

『それぞれの人間としての生き方が、教育・保育につながるという点を感じて欲しい』学生は、羽鳥先生の思いと心がいっぱい詰まった素晴らしい授業を受講しています。

この日の後半の授業では「小麦粉粘土づくり」を教えていただきました。小麦粉・水・塩を混ぜ合わせて作る小麦粉粘土。
適量を計測し、材料を混ぜ合わせる学生たち。
材料を入れたビニール袋。この中身を捏ねていきます。
ビニール袋から材料を取り出し、手の平、指先を使って捏ねていきます。
どんどん捏ねていくと、粘土っぽくなってきましたよ。
こんなに可愛い作品ができました!

同じ夢を持つ仲間と一緒に頑張るこども環境科1年生。

『人間としての生き方が教育・保育につながっていく』羽鳥先生、素敵な言葉をありがとうございます。