身近な素材で実践教育!①光と遊ぶ

2020/06/23(火)
こども環境科2年生はいよいよ8月24日から4週間の幼児園教育実習を開始します。
その実習指導の2講の実践授業を紹介します。
担当してくださる先生は、元教育大学教授で本校専任の倉賀野先生です。倉賀野先生の専門は教育方法学。身近な素材を工夫することで、こどもたちと楽しく遊べ、想像力や創造力の発達を促すモノづくりや素材の特徴を活用した科学遊びなど、面白くて楽しい実践授業を展開してくださっています。
今日紹介する授業は『光に着目した万華鏡づくり』と『丸めた新聞紙とゴミ袋でつくる秘密基地づくり』の実践授業です。楽しく遊べる簡単工作と、クラス全体で共同制作できるものを教えていただきました。その中で今日は万華鏡づくりを紹介します。
6月に予定していた保育実習が新型コロナウィルス感染拡大予防のため10月に延期され、最初の長期実習が幼稚園実習となったこども環境科2年生。
幼稚園の教育実習では、使命感や責任感に関する事項、社会性や対人関係能力に関する事項、幼児児童理解に関する事項、保育内容等の指導力に関する事項等、それぞれの項目についての資質や能力が身についていることを確認するとともに、不足している知識や技能等の課題発見とその解決への取り組みの成果を確認することも目的としています。
高い意識を持ち、保育者として輝けるよう実践の場を通して成長していく学生たち。
学んだ一つひとつの知識を胸に、その笑顔で乗り切ってくださいね。
教えてくださる倉賀野先生は今年2年生のTA(ティーチング・アドバイザー)。元北海道教育大学教授の倉賀野先生はとても優しく、知識の宝庫。学生が知りたい思いを受け止めてくださる頼もしい先生です。
鏡を使ってのおもしろ実験です。あれあれ指を近づけると不思議、不思議。
こちらはOHPの機械。本来であれば光を反射して投影させるものですが、ゴミ袋を被せて暗くすると周りの景色が紙にぼんやりと写っています。皆さんはテレビや映画で昔の写真屋さんを見たことありますか?
早速学生も覗きに来ました。
さぁ、いよいよ万華鏡づくりに取り組みましょう。材料は厚紙とキラキラ折り紙とビー玉。教卓へ取りに来る学生たちはワクワクです。
設計図通りに本体を作ります。厚紙で三面体を作り、内側にキラキラ折り紙を貼ります。一方にピー玉をセロテープで固定して完成です。超かんたん!
完成品をのぞいてみると…
キラキラ 綺麗。
こんなに美しい光が見えた学生さんもいました!
(動画をインスタとツイッターでUPしているので見てみてくださいね)
工夫次第で幼児でも簡単作れそう!是非チャレンジしてください。