わらべうたを学ぼう!
学校の休校期間が終了し、6月から学校での対面授業を再開しています。
本校は道内唯一の文部科学省指定の幼稚園教諭養成専門学校として、理論と実践力を重視した教育内容に力を入れています。
取得単位となる全ての授業は学校での対面授業となりますので、学生は講師の先生方と直接やり取りをして、一つひとつの疑問点や課題を克服していくことができます。また、大学と違い時間割制を導入しているため、単位の取りこぼしがなく、毎日の授業に真面目に参加していただくと、卒業と同時に保育士と幼稚園教諭2種免許の2つの国家資格が国家試験を受験することなく取得できます。(厚労省と文科省の認可を受けているためです)
今日紹介するのはニュースは、保育内容の指導法(表現)です。
講師は釧路市治水保育園の元副園長先生で、保育士会の研修講師を長年続けている『わらべうた講師の横川牧子先生』です。長年の現場での実践保育はもちろん、現在でも市内の保育園や幼稚園で、また近隣の保育園からの依頼があれば、わらべうたの実践保育を行なっているまさにわらべうたのスペシャリストの先生です。
自然、環境、暮らし、生活、人間関係等私たちの身近な題材をモチーフとしたわらべうた。
学生は、こどもが「自ら遊び、生活する」ために、発達を促し働きかけるために環境を整えていく大切さを、わらべうたを通して学んでいきます。また、幼児の表現(言語的・音楽的・身体的・描画制作的)の意義を知り、総合的な表現活動を楽しめることを目標として授業は展開していきます。
詩・トナエ言葉・ごろ合わせ・ミニ文学を表現するさまざまわらべうたを学んでいき、遊び、そして歌うことを通して、徐々に身体と心に表現者としての力がついていくのです。
このように、実践力を身につけるには、それを裏付ける理論をしっかりと学ぶ必要があります。本校は、この理論と実践力強化を重視した日々の授業を大切しています。