新しいベッドで学ぼう!

2020/06/11(木)
今日紹介するニュースは、介護環境科1年の生活支援技術IIー①です。
前回のニュースで新しいベッドを5台購入したことをお知らせしました。今日はそのベッドを活用した授業の様子を紹介します。

本授業では、生活支援の基礎を理解し、利用者の状態にあわせた介助方法を考え実践できること、そして、安全に配慮した介助の方法を学んでいきます。
シーツのたたみ方、広げ方、ベッド名称を含めた寝具類の把握、ベッドメイキング、休息・睡眠の介護といった基礎的な学習から始まり、自立へ向けた移動の介護(ボディメカニクス・体位交換・褥瘡・主な姿勢)へと進展していきます。
授業では常に利用者の方の気持ちや想いを優先した配慮や介助の方法、留意点などを学んでいきます。生活全般にわたる生活支援技術は、幅広く多くのことを学んでいかなければなりません。少人数でアットホームな雰囲気での本校の学びは、理解しにくい点があれば質問でき、丁寧で親切と好評です。また、先輩が後輩へ技術指導するなど、小さな学校ならではの良さも魅力です。

本校では、その人の心に寄り添う介護福祉士として、多くの事例演習を組み込んだ生活支援の技術を習得し、介護福祉のスペシャリストを養成しています。

日本の明るい未来を創るため、私たちと一緒に学びませんか!
講師は現場経験が長く、ケアマネージャーの資格を持つ伊東利恵先生。学生は『利用者の方はどうなのかを常に問いかけ、考えていくことが大切』なことを学んでいきます。
ベッドメイキングが終了し、利用者の方にあわせた介助用の補助部位を備えつけます。
慎重な動作で行う学生。
今日は『左片麻痺の利用者の方の立位の介助』を学びました。
予め、奥にあるホワイトボードに、本日のテーマと設定、留意・配慮点が記入されています。
学生は何度も見直すことができ、都度安心して学んでいけます。
演習は常にペアとなり、ロールプレイ方式で進みます。必ず利用者側も経験することで、気持ちや想いが理解できます。

今、このような時代だからこそ、社会から求められる資格『介護福祉士』。
超高齢社会の日本は、資格を持つあなたを待っています!