「生活」を学ぼう。

2020/04/30(木)
世界中の人々が初めて経験するウィルス感染予防の緊急事態宣言。
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、学校が休校して明日で2週間経ちます。
冬の寒さに耐えて膨らむ若芽のように、今は希望を持ち、トンネルの先に見える収束の時を待ち続けましょう。

今日紹介するニュースはこども環境科2年生で学ぶ「生活」です。(4/15)
講師は3月まで北海道教育大学教職大学院特任教授だった近藤逸郎先生。現在は昭和小学校で午前中に授業を持ち、本校でも本授業を担当くださっています。
学生は生活科教育が生まれた背景やその概要を学びながら、児童の姿をイメージしながら、ものづくり・栽培活動など具体的な体験活動を通して実践的な学びを習得していきます。
初回の授業でこの教科で何を学びたいかの学生アンケートを取ったところ、「育てて食べたい!」との意見が多く、早速次の授業で畑の土起しを行いました。
これから何を植え育てていくのか、本ニュースで伝えていきますので楽しみに見守っていてください。
学校の敷地内には畑作業のためのスペースがあります。この細い道を行くと・・・
6畳程の畑スペースがあります。近藤先生(右奥)は現在昭和小学校でも授業を担当しています。学生の目線に立った、今のこどもを知る生きる授業を展開くださる予定です。
ザクッとスコップを入れた瞬間、冬の間眠っていた土が息を吹き返しました。
さすが『自然と人間を愛する教育』を教育理念に持つ学生たちは寒さも忘れ作業に没頭し、楽しんでいました。
後日、昭和小学校の授業を終えた近藤先生がそっ~と来校されました。お帰りになった後、裏の畑を見に行くと、こんなに素敵な畑に大変身!学生への愛情が感じられて思わず写真を撮りました。先生ありがとうございました。作物の成長を楽しみにしています!
冬の寒さに耐え咲く花は、いつも私たちに希望を与えてくれます。