夢を託そう! 昭和東公園

2020/03/11(水)
くしろせんもん学校は釧路市 都市整備部 公園緑地課からの依頼を受け、令和5年度完成予定の昭和東公園整備に伴う地域説明会に参加しました。
主に遊歩道における地域住民が楽しめるような遊具案のアイデアを託されて、校内でアンケート調査を行ったり、授業の中で話し合いを行い、釧路市に案を提示しました。

2年前のゼミ活動で※1釧路市役所の公園緑地課にお邪魔した『自然と環境』のゼミメンバー。
この時「企画には市民も参加できるので、学生さんにも是非参加して欲しい」とのお話がありました。

そして2年後、今回の依頼があり、保育や介護を学ぶ学生のアイデアが取り入れられた公園作りが実現していくのです。
学校教育が学生自身の成長だけではなく、地域貢献・社会貢献につながっていくという事実を目の当たりにし、深い感動を覚えました。
4年後に完成する昭和東公園が、地域住民から広く、そして長く愛されることを願っています。
3回に渡って開催された住民説明会には、学校の代表して学生会会長の髙橋さんと中野先生が参加しました。その中で学校は「遊歩道に設置できる地域住民が楽しめる遊具案」の依頼を受けました。

こども環境科では、保育内容の指導法(環境)の授業の中でグループワーク討議を行いました。

その中でさまざまな案が提示されました。

・草の迷路・センサーで鳴るおもしろ道(動物鳴き声、楽器の音)・ケンケンパ・タイヤ飛び・マンホール等に釧路の特産品や歴史・小話が書かれたパネルの設置・スタートとゴール地図→

・植物の名前を見つけよう・100m毎等に線を引いたり、標識を作る・木のチップ・飛び石・模様(木等で作る)を探しながら歩行・さまざまな形の置物を置く(待ち合わせ場所に活用したり、形の数を数えて遊んだり)・地面の色分け・足つぼ効果の地面

次々と「ためなって楽しく遊べる&くつろげる」アイデアが出ました。

公園緑地課の建設担当 杉本技師が学校を訪れました。担当の中野先生、授業を展開した氏原先生から聞き取りを行ないました。学生の楽しいアイデアが、何らかの形で反映されると嬉しいです。
公園に植樹する樹木も今後検討していくようです。候補に上がっている品種を見せてもらっている中野先生。「桜は何本かあったら嬉しいですよね!」
今年の夏以降の着工を静かに待つ昭和東公園。体育館33個分の広さがあるそうです。4年後に完成したら、授業でも活用させていただきます。完成を楽しみにしています。
学生たちは未来に夢を託し「完成したら遊びに行きたいです!」と笑顔で答えてくれました。