就職内定おめでとう‼️

2020/02/12(水)
許可の取れた学生の協力で続けている就職内定シリーズ。
今日紹介するのは、武修館高校出身で釧路市内の老人保健施設に内定した田中汐菜さんです。
小学6年生の時に学校行事として訪れたデイサービスの現場で、初めて『介護の仕事』に出会った田中さん。「人の役に立てるこんな仕事があったんだ・・」と心に残っていた田中さんは高校生の時に再びインターンシップで介護施設を訪れました。高齢者の方の気持ちを汲み取りながら接する介護の仕事を体験することで進路が確定し、釧根唯一の介護福祉士養成専門学校であるくしろせんもん学校に入学しました。
少人数でアットホームな雰囲気の学校で、1年次はお昼休みや放課後にベッドメーキングの仕方を先輩から教わったり、先生方もフレンドリーに接してくれて安心して登校することができました。
2年次は専門科目の学びも深まり、特に「認知症の理解II」という授業では自分たちの実習での経験をグループ討議で掘り下げた深い対応の学びや、アンガーマネージメントを活用した自己コントロールの対処方法等を学んでいけたことが自身の成長につながったと話してくれました。
また、田中さんは2年次は学生会の副会長も務め、介護と保育の垣根を超えた学生同士の交流や団結力は他校にない本校の魅力と語っていました。
4月からは「その方が辛い時に寄り添える介護ができ、自分が後悔しない仕事ができる介護福祉士」を目指し頑張る田中さん、就職内定おめでとう!
2年間で11週間に及ぶ現場実習。終了後には必ず報告会を開き、反省や考察等の学びを共有します。机上の学びだけでは決して得られない奥深い学びを体得していきます。
1年次に参加したアクティビティ・インストラクターの資格取得セミナーです。「こころが動くとからだが動く」学生はアクティビティ・ケアを2年間教科として学んでいきます。
ためになって好きな授業はやっぱり『生活支援技術』。生活とは何か、生活を支えるために何が必要なのか、生活を支援するためにはどのようなアプローチがあるのか、多様性のある利用者の方々の生活を支援するために欠かせない柔軟な思考や支援の方法を2年間の長期スパンで学んでいきます。
現場で出会う利用者の方の笑顔は、これから介護福祉士として頑張る田中さんを勇気づけてくれることでしょう。