人形劇と劇遊びのつどい〜キラキラの笑顔をありがとう

2020/02/06(木)
こども環境科は地域のこどもたちに楽しんで貰い、学生の学びの発表の場として『人形劇と劇遊びのつどい』を開催しました。
この日は系列フレンドようちえんとめぐみ幼稚園の年長組の幼稚園児(約170名)が集い、劇や人形劇を観覧しました。
1年生は「こどもの遊びと文化」で作成した人形劇を、2年生は2年間の学びの集大成として位置づけられる「教職実践演習(幼稚園)」という授業の中で取り組んだ劇遊びを披露しました。
こどもたちはそれぞれの演目に喜びや驚きの表情で見入り、キラキラの笑顔で楽しいひと時を過ごしていました。
そうしたこどもたちの素直な表情を目の当たりした学生は、こどもたちの喜びを共感し、こども理解を深めるという学びの目的を果たし、保育者として羽ばたく日のための良い経験となりました。
会場は体育館です。寒さに負けずに元気に来場して来る園児たちを笑顔で迎える学生たち。
トップバッターは2年生の劇『金のおの銀のおの』。授業中に市立図書館に行き、教育的メッセージが込めらたこの絵本を選びました。
2演目目『ともだちや』。「エ〜友達はいりませんか?寂しい人はいませんか?1時間100円で友達なります」狐さんの軽快な節回しは、こどもたちの耳に残ったことでしょう。
今頃は幼稚園でごっこ遊びに展開しているかも知れませんね。
次の準備に10分間の休憩が挟みました。こどもたちを飽きさせることなく、クイズで場をつなぐ2年生。さすがでした!

3演目目は1年生の人形劇『大きなかぶ』。前期の授業で取り組み、何度か披露しているため、どんどん上手なっていました。参加型の人形劇にこどもたちは大喜びでしたね。「うんとこしょ!どこっしょ!」

舞台裏を覗くと・・・こどもたちのために必死に頑張る学生たちがいました。
4つ目はアイヌのお話『ひまなこなべ』。ムックリというアイヌに伝わる楽器を披露する学生。ビョ~ン・ビョ~ンと響くような音が聞こえましたね。
アイヌに伝わるダンスを習い、お友達同士一緒に踊りました。「ホンカラチッポホーチキリ、リリチッポホーチップ」
5つ目、ラストの演目は世界中のこどもたちに愛される童話『赤ずきんちゃん』。こどもたちは喜んだり、驚いたり、まるでホンモノの人形劇団のような力作でしたよ。
細部まで手の込んだ凝った作り。効果音も素敵でした(^^♪
こどもたちの真剣なこの表情。お話の世界に浸って幸せそう💛
キラキラの笑みをたたえ、お姉さん・お兄さんたちが作るアーチの下を、ハイタッチで帰ってゆきました。