ようこそオープンキャンパスへ「魅力発見 ミュージックベル体験」

2019/12/18(水)

今年度5回目のオープンキャンパスを開催しました。

保育や介護の現場でとても身近な存在である音楽。今回のオーキャンでは「ミュージックベル」の体験を通して、音楽の楽しさを感じてもらいました。

講師は本校専任の中野國韻先生。中野先生が音楽の授業で大切にしているのは、『①楽しむこと』『②音楽の知識をつけること』。
私たち人間の中には音楽を楽しむ遺伝子が備わっています。音楽の知識があると、人生を歩む時、より多くの喜びがきっと感じられるはず。
本校では2年間の授業の中で、音楽の知識と喜び(楽しむこと)を身につけ、現場で活かせる工夫を学んでいきます。
この日はクリスマスも近いということで、金管が美しい音色を奏でるミュージックベルの演奏を体験してもらいました。練習曲は皆さんがどこかで聞いたことがある曲「大きな古時計」。
最初は難しく感じていたパート練習も、何度も繰り返すうちにコツをつかみ、どんどん上手になっていった参加者の皆さん。
初めての楽器との出会い、そして、初めて出会った人たちとのグループ合奏。音楽の神様が力を貸してくれたかと思うほどの素敵な素敵な音色でした。
今回は遠く東京からも参加された方もいました。皆さんが一歩踏み出し、出会った縁で、この日の演奏が実現しました。ありがとうございました。
音楽の専任講師中野國韻先生です。
長年高校音楽講師として熱心に吹奏楽部を指導。丹頂国体を始め、その後釧路市で開催された4度の国体において音楽隊の指揮者を務めました。釧路合唱連盟副理事長、釧路地区吹奏楽連盟理事長、北海道吹奏楽連盟常任理事等を務め、また、道内各地区の吹奏楽コンクールやN H K合唱コンクール、北海道合唱コンクール等で審査員を務める素晴らしい中野先生。現在も市民合唱団コール・カンパニーレの指導・指揮者を務めています。熱心で的確なその指導力で学生の成長を導いてくださるのです。

静かに演奏の時を待つミュージックベル。この他にも学校にはトーンチャイムという楽器も常備されていて、チーム演奏に対する音楽環境が整っています。
各自担当する音符を拾い、印をつけていきます。歌詞に印をつけるとより分かりやすいですね。
練習開始です。低い音は左手に、高い音は右手に持ちます。
ミュージックベルが難しいと思われる幼児、高齢者施設では、ウッドストックやタンバリンを用いた演奏方法もあることを習いました。
保護者の方や先生たちも加わり、2グループでの曲が完成しました。最初は難しいかなと思いましたが、練習するうちにどんどん楽しくなってくるのがミュージックベルの魅力です。新しい発見!!
今回はクリスマスのお楽しみランチを用意しました。(チョコケーキが人気でした!)
本校のランチタイムは、先輩や先生方から気軽に学校の話が聞けると大変好評です。
ランチルームで披露したミュージックベル演奏「大きな古時計」。この一期一会演奏は学校ツイッターとインスタでお聞きいただけます。素敵な音色、聞いてみてくださいね☆☆☆

※事前広報や学校LINE・ツイッター・インスタでハンドベルと紹介していた楽器は、正式にはミュージックベルという楽器でした。お詫び申し上げます。(筆者より)