体験の風をおこそう 科学の祭典に参加!

2019/11/13(水)
本校は文科省と厚労省から認可を受け、2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許を取得できます。(道内で唯一文科省から指定を受けている幼稚園教諭養成専門学校です)
幼児の教育・保育領域では、「アクティブ・ラーニングによる学び(主体的・対話的での深い学び)」や「非認知能力(意欲、協調性、情緒など)の支援」に目が向けられ始め、その振興に大きな重みが置かれるようになってきました。こどもの学びの芽は、環境への関わりや直接的具体的な体験で生まれ、また、気持ちを動かす魅力のある物理的・人的環境に影響されるといわれています。
こども環境科では、2年間のカリキュラムの中で上記に記したこどもの学び芽の成長に関わるさまざまな授業を展開していきます。
今日紹介するニュースは、2年間の学びで培ってきた対話力を活かした、こどもたちへの遊びの提供です。11月3日に釧路市こども遊学館で開催された「青少年のための科学の祭典」へ、こども環境科2年生の学生2名と本校専任講師で元北海道教育大学教授の倉賀野志郎先生が参加しました。
こどもにとって親しみやすい実験というかたちを活用し、そこから得られる新しい発見や想像力(創造力)がこどもの学びの芽を刺激し、生きる力に繋がっていくことを自らの体験を通して学びました。
参考資料:幼児教育と「こども環境」くしろせんもん学校・幼児の『環境』研究グループ著
令和元年度 サイエンス屋台村「青少年のための科学の祭典」釧路大会には、約1200名の来場者がありました。その中で、本校の「プラコップでキーホルダー体験」には100名以上のトライがありました。
科学の祭典は、わくわくサイエンス実行委員会 実行委員長北海道教育大学教授の堺智洋先生の開会挨拶でスタート。堺先生は本校の非常勤講師として「生活科概論」を担当くださっています。
夕方までの来場者は1200名。その中で本校の体験ブースには100名以上のトライがありました。
体験内容を紹介します。➀逆さまにしたプラコップに思い想いの絵や模様を描き入れます。
⓶それをオーブントースターで温めると…
➂こんなにかわいいキーホルダーが出来ました。ペンダントにしても素敵ですね。
「どんなふうになるのかな?楽しみ!」と想像力を働かせながら自分の作品を見守るこどもたち。

中にはお母様も挑戦したいと言ってくださった親子も。

学生は身近な素材を使った科学体験で、こどもの驚きの表情を目の当たりにしました。

ここで学びの芽が芽生えたかな。

本校は道内唯一文科省から指定を受けた幼稚園教諭養成専門学校です。授業は全て学校単独で開講しており、卒業と同時に国家資格の幼稚園教諭2種免許状と保育士資格が取得できます。

北海道教育大学釧路校が指導校として教員派遣をサポート。専門学校でありながら大学での授業が受講できることが特徴です。

写真中央は倉賀野先生。教育方法学や教職実践演習を担当してくださっています。一つ質問すると3つも4つも答えを用意してくださる親身な指導が、学生の成長を支えています。