リズム表現を楽しもう♪

2019/10/08(火)

本校は職業実践専門過程(文科省認定)認定校として、企業と密接な連携により、最新の実務の知識が身につくよう教育課程を編成し、学生の資質向上を図っています。

この連携企業の4園の保育園(昭和どんぐりの家保育園・治水どんぐりの家保育園・かしわ保育園・愛光保育園)の園児さんが本校を訪れ、学生と共に音楽リズムによる表現遊びを楽しみました。

昨年、連携企業である保育園さんからお声掛けをいただき、園児さんが普段それぞれの園で楽しんでいるリズム表現遊びを「くしろせんもん学校の学生に見て欲しい、一緒に楽しんで欲しい」との目的で始まった本企画。今年で2回目となりました。

前半はこども達が広い体育館で飛んだり跳ねたり、歌ったりといった自由な表現活動を温かく見守りました。

後半は学生たちがそのリズム表現遊びを体感しました。

こどもにとってリズム遊びは理屈抜きで楽しい時間。その時保育者はどのように向き合っていくのか。こども達が安心して活動に取り組める世界観を創っていくために何が必要なのかを、自らの体験を通して実感した学生たちでした。

講師は標茶町で音楽リズムを推奨し、釧路市内の保育園に定期的に訪問している混声合唱団 音の虹 代表の石窪満先生と奥様のしのぶ先生。他、標茶町で一緒に活動されているお二人の先生方も来校しました。
はじめは表現遊びです。メダカになって泳ぎます。流れにそって、スイスイー。スイスイー。仲間で丸く集まったり、小川を自由に泳ぎます。石窪先生のピアノメロディーが爽やかに鳴り響きます。
うさぎになって、ピョン、ピョン跳ねてみよう。どこまで飛んで行けるかな?
アヒル歩き。ヨチ、ヨチ、ヨチ。しかし、さすが男子学生はスイスイでしたね。

3拍子、4拍子のリズムに合わせて軽やかにステップを踏みます。バスケットコート2面が取れる体育館を持つ本校は、充実したリトミック活動に取り組めます。

☆標茶町から応援に来てくださったY先生は本校の卒業生でもあり、筆者の幼稚園教諭時代の先輩です。現在も標茶町の幼稚園で現職で活躍されているそうです。素適!

ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー。目の前を風の様に駆け抜けていく学生たち。
カッコ良く出来なくてもいいのです。こども達は先生が一生懸命やっている姿を見つめて、自分もやってみようという意欲を持ちます。懸命に頑張る学生の姿は美しくキラキラでした。
4人1組の遊びです。2人ペアで海の波になります。波はどんどん大波なって波の間を次々と潜り抜けていきます。この時、他の波の間を潜ってはいけませんよ。

本校専任の元園長先生の田仲先生もどんぐり保育園の園長先生もみんな楽しそう。

現場の先生方、いつも学生の成長の応援をありがとうございます。

最後は、学生はイキイキ・キラキラの笑顔に。

これがくしろせんもん学校の実践教育です。道内唯一の幼稚園教諭養成専門学校として理論と実践を体得していきます。こども達の成長を願いながら、こどもの意欲を引き出せる保育者を育てていきます。ここから未来。皆さんも私たちと一緒に学びましょう!