ムーブメント教育を学ぼう①保育園編

2019/10/05(土)

こども環境科では認定ムーブメント教育・療法初級指導者※1の資格が取得できます。

『ムーブメント』とは動くこと。『動く楽しさ』と『できる喜び』を十分に味わう体験を通して、こども達は発達・成長していきます。

こころとあたまとからだを総合的に支援していくムーブメント教育は、幼児の心身の発達を促します。

本校はムーブメント教育・療法初級指導者の資格を取得できる学校として(全国で3校のみ)ムーブメント教育・療法の基礎理論や支援方法を学ぶため、4日間の集中講義を開催しました。

講師は山梨県立大学教授の阿部美穂子先生とくしろせんもん学校非常勤講師の松田麻美先生。

この4日間の講義と「特別の支援を必要とする幼児に対する理解」の授業単位と合わせて※1の資格を取得できます。

今日紹介するニュースは集中講義2日目の午前に行った保育園での実践演習です。職業実践専門課程の連携企業である『治水どんぐりの家保育園』のご協力で、ムーブメント教育の実践授業を体感しました。

講師は山梨県立大学教授の阿部美穂子先生。今年度2科目の集中講義として山梨からお越しいただきました。学生のため、遠方からありがとうございます。

https://www.sakaseru.com/news-detail.php?id=245

学生は2グループに分かれて保育園にお邪魔しました。1年と2年生ペアの学生が個別に園児さんの発達過程をアセスメント(発達のレベルを調査)します。
右奥で写真撮影をしている先生は卒業生のH先生。多くの現場で大勢の卒業生と出会いがあり、現場で活躍する姿にいつも感動しています💓
このふわふわの布はムーブメントスカーフ。見立て遊び、ごっこ遊びはもちろん、さまざまな遊びに応用できます。風船が落ちない様にユラユラできるかな?
ローブを繋ぎ合せて、まずは学生が好きな色のロープを持ちました。さて、このロープは何色あるのかな?分かった人は教えてください。
身体の中で『あ』のつくところにロープを当ててみてください。頭?足?
ロープはお空まで届くかな?こどもも大人も笑顔にしてくれるムーブメンって本当に素敵。
2チームに分かれて滑車のついたボードにお腹で乗って漕げるかな?向こうまで行けたお友達には風船のプレゼントが。

楽しい時間はあっという間に過ぎました。帰り際の玄関で学校パンフレットを見かけました。連携企業として学校を応援してくださっていることに深い感謝の気持ちでいっぱいになりました。

午後の授業では個別に行なったアセスメントを基に、学生自身がムーブメントプログラム作成していきました。

学校バスを持つ本校は、校外学習を多く取り入れて実践教育による学びを深めています。