食育学ぼう! 調理実習デビュー!

2019/09/30(月)

こども環境科1年生は、乳幼児向けの食育に関する授業『子どもの食と栄養』を受講しています。

講師は栄養士、フードスペシャリスト、調理師、北海道フードマイスターで『健康キッチン・ループ』代表の佐藤あゆみ先生。保育士や幼稚園教諭を目指す学生に、栄養学や衛生学に基づいた計画やクッキング実習を組み入れた理論と実践を教えてくださっています。

夏から学んで来たこどもの発達・発育と栄養バランスや食事バランスなどの基本知識を活かして、いよいよ調理実習デビューした1年生。

この日は朝食がなぜ大切か、朝食を抜くとどうなるのかという講義とともに、①朝食に応用できる簡単&基本調理②おとなのご飯と一緒に作る離乳食作りの実践を行いました。

佐藤先生は「こどもの健康と食の関係をしっかりと知り、食育を積極的に推進していける保育士になって欲しい」との願いを込め、30時間の講義を展開してくださっています。

私たちの身体は毎日の食事で作られていきます。食はその人の人生を左右する大切なこと。

未来のこどもたちを育む保育士となる学生は、この授業をしっかりと学んでいました。

基本調理をしっかりと覚えて、自炊習慣を身につけましょう。健康な身体作りは人生を左右します。
作り方レシピを参考に、調理実習にトライしていく学生。
おとなには豚汁を、同じ食材を使い赤ちゃん用にはつぶし野菜を作ります。
小鍋に離乳食用のにんじんとじゃがいもを取り分け、汁を少し加えて弱火で煮ながら潰します。粗めに潰し火を止めます。「つぶれたかな?」
グループではそれぞれ協力して作業を進めます。茶碗洗いを率先して行う姿は素敵ですね。
さすがフライパン男子!手際の良さはお家でもお料理してしているからだそうですよ!
煮えている時間の合間にハイポーズ‼️
本授業ではレジュメは渡されません。マイノートに毎週の講義で習ったことを記録していきます。これは自分だけの宝物。保育士になった時にきっと役立つはず。
この日特別にいただいた調理レシピ。基本調理法や離乳食のステップが丁寧に解説されています。この日は炊飯器でピラフと一緒に離乳食用のおかゆ作りも体験しました。
お料理完成。みんなで試食を。「いただきまーす!」
「校長先生、私たちが作ったご飯食べてくださいね」「ありがとう!いただきます!」
本日からリニューアルオープンした佐藤先生のお店「健康キッチン・ループ」。北海道新聞に掲載されていました。