入浴介助を学ぼう!

2019/08/20(火)

介護環境科では生活支援技術という科目を長期スパンで学んでいきます。

生活支援とは何か、その人らしい生活支援とは何かなどの基本的考えから始まり、生活の中の一つひとつのカテゴリーについて幅広く細やかに学んでいきます。

今日紹介するのは介護環境科1年で学ぶ入浴介助の方法と実践です。

この日は男子チームと女子チームに分かれて、入浴の実践を体験しました。

入浴の意義目的や細やかな留意点・基礎知識を事前学習し、臨んだ実践。

事故が起きやすいといわれる入浴介助ですが、演習では実際に湯や石鹸を使用して、介護職として危険を予測できる視点を養えるよう学習しました。

入浴場面は羞恥心に配慮することは大前提であり、その上で心身ともに安心して安全に入浴してもらうこと、精神面を重視し、爽快感を味わってもらうことが大切であることを学びました。

今後の実習に向け、真剣な眼差しで学んでいる姿が印象的でした。

撮影に協力をしてくれたのは男子チーム。担当教員は伊東利恵先生。全員Tシャツと短パン姿です。

伊東先生から細やかなアドバイスをいただいる学生の眼差しはとても真剣です。

入浴事故に留意した安全・安心を心掛ける言葉掛けが続きます。
洗髪も学びます。真剣な眼差しで見守る学生たち。
続いて特殊浴槽での入浴介助の方法を学びます。リフトで利用者役の学生を移動します。
機械浴である特浴は、利用者役になった学生は恐怖感も味わったそうです。
自らの体験は、自分が介護者になった時にきっと役立つはず。
学生は入浴の意義目的を理解し、基礎的知識を基に演習に取り組んでいました。