実習のバトンをつなごう‼️

2019/08/07(水)

本校は国家資格取得に向け、学校内での学習の他に、保育や介護の現場において2年間で約10週間の実習を行っています。

写真は、こども環境科2年生が6月に2週間行った、保育実習の実習報告会です。保育実習は1年次に2週間、2年次に2週間同じ園で行います。

1年次に気づいた課題を持ち実習に臨んだ学生は、半年経ち成長した分また大きな気づきや反省・課題を見つけたようです。

机上の学習だけでは決して得ることのできない実践での学び。考え、悩み、葛藤した分大きく成長するはずです。

保育実習の課題や反省を活かし、8月21日から始まる幼稚園教育実習(4週間)に向けて頑張る2年生。

この実習のバトンは自分自身の教育実習へ、また1年生にも引き継がれていくのです。

保育実習指導を担当してくださっているのは、保育園園長歴24年の釧路市の保育の重鎮 田仲京子先生。長年実習園の園長として実習生を受け入れて来た田仲先生の指導や助言は、学生の心に沁み渡り、どんなことも、例え失敗してもそこから学ぶ姿勢の大切さを教えてくださるのです。学生も大好きな先生です。
1年生も学ぶ眼差しは真剣そのもの。半年後、今度は自分たちがこのバトンを持ち、現場に向かうのですから。
介護環境科2年生も最後の5週間実習を終え、報告会を開催しました。介護環境科は介護過程の展開という形で、特定の利用者の方との関わりを学んでいきます。その方に寄り添った形の介護計画を立てて、実践していきました。
介護環境科1年生は、春に2週間の実習を終えているため、先輩の報告の一部始終をしっかりと傾聴していました。
質疑応答では、細部に渡る情報交換を行いました。

校長先生からの講評では、3つの願いを話してくださいました。

①感謝の気持ちを忘れないこと。

②何かを経験すると、必ず成長する。前の自分より成長し、得たものは何かを確認して欲しい。

③成長するとダメな自分が見えてくる。見つけたその課題に残りの半年間で取り組んで欲しい。

校長先生の3つの願いを胸に秘め、学生は更なる飛躍をしていくことでしょう。