自然と人間を愛する教育〜大西先生編

2019/08/06(火)

本校の教育理念は自然と人間を愛する教育(無条件の受容)です。

今日は自然を学ぶ授業として、現在北海道の教壇に立つ最高齢の専任講師 大西英一先生の「自然と環境」を紹介します。

私たち人間は自然の中に身を置くとき、心が解放され、穏やかで爽やかな心地になるものです。特に幼少期や高齢者にとっては、自然からの学びややすらぎは生活の一部といっていいでしょう。自然に関する学びは感性や感受性を養うだけではなく、人としての成長に大きく関わってきます。

心に寄り添う保育士や介護福祉士の養成校として、本校はこうした自然からの学びを大切にしています。

大西先生の授業はこども環境科と介護環境科の1年次半期15講で展開されます。

世界最大級の規模を持つ釧路のカルデラ、日本一の釧路湿原、学校近郊の自然林 ビオトープの森の散策、釧路のオアシス春採湖と武佐の森の散策、母なる釧路川と特徴ある湖沼群、霧と温泉の不思議、釧路の炭鉱は日本一など、ここ道東釧路の自然を余すことなく学習します。

保育士・介護福祉士として、必要な基礎知識を踏まえた上で、やさしく自然を語れる技法を身につけていきます。

介護環境科1年生と春採湖・武佐の森を散策しました。
市民の憩いの森として、遊歩道が完備されている武佐の森。10ヘクタールの森につつみこまれると私たちは驚きの連続に遭遇します。
その一つが8年に一度開花するといわれるオオウバユリです。ユリ科多年草で発芽してから開花するまで8年ほどかかります。ユリ根に蓄えた栄養分をほぼ開花で使い果たすため、開花後は枯死してしまうオオウバユリ。なんてドラマチック❣️
7月23日の北海道新聞でも紹介されました。
校内にも自然がいっぱい。3階の南窓に鎮座するイチジクの木。秋には手の平に乗るくらいの実が何個もなるのですよ。皆での試食会が楽しみです💓

素晴らしい自然がいっぱいの釧路で、魅力あふれる大西先生の授業を一緒に受けませんか?


釧路も例年にない厳しい暑さが続いています。涼やかな写真で皆さまに暑中お見舞いを申し上げます。