保育内容(幼児の環境)を学ぼう!

2019/07/26(金)

幼児教育では幼稚園を卒業するまでに身につけさせたい力を五領域と呼び、この領域を中心に保育を展開していきます。

五領域とは健康、人間関係、言葉、環境、表現の五つで、本校ではその一つひとつの領域について専門授業を行なっています。

今日紹介するのは保育内容(幼児の環境)の授業です。この授業は2年生の前期に15講行います。

担当講師はこども環境科学科長の氏原陽子先生。名古屋大学大学院を卒業後、大学専任教員を経て6年前から本校の専任講師として活躍くださっています。

この日の授業は3講分の時間を使い、釧路市動物園と釧路湿原野生生物保護センターへ出かけました。動物と触れ合う活動を通して、動物の命の尊さ気づき、野生生物の保護のありようや小動物との関わり方を学習しました。

この日の釧路は久々の快晴🌝動物園日和でした。ラクダと一緒に満面の笑顔。
見てください。ラクダってこんなに可愛い顔をしているのですね。
小さくて温かく、とても繊細なうさぎやモルモット。
学生は保育現場に立った時に、小さな命の大切さを、どのように伝えていくと良いのかを考えながら体験しました。
「あついよー」ととらの声は空耳?

「これから先の未来を担うこどもたちに動物や自然とのふれあい、命の大切さを知ってもらうことで、優しい心と相手のことを想う気持ちを育むことにつながると私は思いました」学生レポートより。

幼児教育の世界では、保育者も環境の一部と考えます。学生の学びが未来のこどもたちの光となっていくよう願い、教育しています。