幼児の人間関係を学ぼう!

2019/06/06(木)

幼児教育では幼稚園や保育園を卒業するまでに身につけさせたい力を5領域と呼び、その領域を中心に保育を展開していきます。

5領域とは健康、人間関係、環境、言葉、表現の五つで、本校は一つひとつの領域について専門授業を行なっています。

今日紹介するのは保育内容(幼児の人間関係)です。

この授業は2年生の半期に15講行います。講師は北見北光幼稚園園長の吉田耕一郎先生。30年以上に渡り幼稚園教育に携わって来た幼児教育のスペシャリストです。

領域「人間関係」のねらいと内容を理解し、ルールのある遊びを題材とした指導計画の作成、実践、評価、改善の必要性を学んでいきます。

この日の授業テーマは「春を感じよう」でした。

学校近郊のビオトープの森を散策し、その後、昭和の公園で伝承遊びを楽しみました。

楽器を持参した学生たちは、緑の中で「小さな世界」を合奏しました。先生のウクレレ、リコーダーやタンバリン、カスタネットのミニ音楽隊の優しいメロディーは、春の風に乗り自然の中へ溶けこんでいきました。春まだ浅い肌寒さが残る日でしたが、自然の中で季節を感じることの大切さを感じた一日でした。、

※本ニュースは5月17日の授業紹介です。

どこまでもこども中心の保育観を持つ耕一郎先生。昨年からお世話になっています。北見から1泊2日の集中講義でご教授くださっています。ありがとうございます。
ビオトープの森の春はまだ始まったばかり。池にいたのはアメンボ?
森の探索の後は昭和公園へ。「花いちもんめやあーぶくたった」はみんな知ってるかな?
「あーぶくたった 煮え立った。煮えたかどうだか食べてみよう。ムシャ ムシャ ムシャまだ煮えない」
耕一郎先生からおやつを貰い、嬉しそうな学生。お外で食べるおやつは格別です!
くしろせんもん音楽隊♪ ちょっと寒かったけど、ひとときステキなファンタジーの世界 へ。
ウクレレの優しい音色とアルトリコーダーの音色はピッタリの相性でしたね。
学校への帰り道。この後、真夏ような気温が訪れ一気に春が加速しますが、この日はまだ肌寒く、帰る足も早歩きでしたね。
春を感じましたか?学校に戻った後は、発見したこと、感じた学びをグループで共有しながら、振り返りの授業を行いました。