自然と人間を愛する教育〜教職概論編

2019/02/02(土)

本校の教育理念は自然と人間を愛する教育(無条件の受容)です。

四季折々の授業の中で、その理念が活かされた演習を展開しています。

今日紹介する授業はこども環境科の教職概論。本授業は教職の意義や役割・資質能力・職務内容を理解して教職への意欲を高めることを目的としています。

この日の授業では冬の散歩や遊びを実際に実践することにより、どんな準備や配慮が必要なのかを体感し学んでいきました。

また、夏の時期にも同じ場所を探索した経験を振り返り、肌で感じた自然の変化をグループ討議後発表・共有しました。今日の学びや気づきは、来年先生として冬の遊びを展開する時に大いに役立つことでしょう。

準備万端!服装や遊具など冬の遊びを満喫しようとそれぞれ考えて準備して来ました。「みんな凄いね。僕が1番軽装だ」と吉田先生。
学校の近郊にあるビオトープの森へ向かいます。冬の森は一面雪景色。白い息、裸んぼの木々、キュッキュッという長靴の音。
前日の雪が積もり森には15センチ程の積雪が。雪だるま作ろうかな?

森の奥には夏にカエルを見つけた池があります。

こんなにカチカチに凍っていました。カエルも氷の下で冬眠しているのかな?

冬の森ではキツネにも会えました。

公園の雪山でソリ遊びを展開。ビニール袋でも滑りましたよ。

雪だるま完成。お顔と枯れ木の手もつけてもらって嬉しそう♪
担当して下さっているのは北見北光幼稚園 園長の吉田耕一郎先生。現役の園長先生ならではの導入と振り返りも授業な大切です。一人ひとりの学生の感性を引き出してくれます。「みんな凄い気づきだね。これは宝物だよ。ノートに写してね。書くよー」と吉田先生。いつも学生を認めて褒めてくださるのです。
学生とも一緒に遊んでくださる吉田先生。遠く北見からの集中講義をありがとうございました。