アクティビティ インストラクター資格取得セミナー&ケアフォーラムin釧路

2018/12/25(火)

12月15・16日に高齢者アクティビティ開発センター主催のアクティビティ インストラクター資格取得セミナーとアクティビティ・ケアフォーラムin釧路が釧路ロイヤルインで開催されました。

資格取得セミナーには介護環境科1年生が、2日目フォーラムには1年生と2年生が参加し、奥深いアクティビティ ケアについて日頃の学びを深めました。

アクティビティ ケアとはその人の心が動いてやってみたいと思うこと(芸術・遊び・自然・仕事など)を用いた生活支援の方法です。

今まで人生の中で心ときめく瞬間はどんな時でしたか?

あなたは何をしている時が1番楽しいですか?

何かに没頭したり、笑顔が出る瞬間は何をしている時ですか?

一人ひとりの心が動く何かを見つけて、それをしてもらい笑顔を引き出すアクティビティ ケア。そんな素敵なアクティビティケアの方法論を学びました。

学生は介護福祉士として利用者さんを理解し、その人のオンリーワンを一緒に探していける介護福祉士を目指し、さまざまな知識や理論、そして実戦力を身につけていきます。

アクティビティ・トイを使い遊ぶ一場面。考えながら手を使うおもちゃは、脳の活性化ツールとして注目されています。ゲームの楽しさはリハビリ効果や介護予防などに繋がっていきます。
今年のフォーラムは本校専任講師 大西英一先生(釧路専門学校 環境・教育研究センター長)の記念講話でした。道東の自然を長年研究してきた大西先生のお話は木の持つパワーとやすらぎ、自然の中で生きる喜びを教えてくださいました。80歳になった時、30年間上った山の木にしがみつき「今までありがとう}とお別れ言った大西先生。北海道最高齢で教壇に立つ専任講師として、私たちへ自然と環境の素晴らしさを伝えてくださっています。
基調講演の多田千尋先生からは北欧のウッドスタートとウッドエンド(ゆりかごから墓場まで)のお話が。木の温もりが私たちの心を和みとやすらぎの世界へ導きます。
学校の講義を担当してくださっている桂裕二先生。「プラスの専門家としてポジティブな話題を提供していきましょう」

会場にはさまざまなアクティビティ・トイが並べられていました。おもちゃをきっかけに、自分がしたい何かがきっかけに、本気スイッチが入る利用者の方々→どんどん本気の力を出してくれるようになる→それがその方のリハビリに!アクティビティ ケアは感動的で熱いのです。

あなたも本校で一緒にアクティビティ ケアを学びませんか?!

くしろせんもん学校の魅力の1つはこのスクールバス。バスで広がる学びの環境!この日も会場迄の送迎がありました。