乳児保育を学ぼう!➀

2018/12/22(土)

本校では保育士取得に関わる科目として2年生の通年を通して乳児保育を開講しています。

本授業では乳児(0・1・2歳児)の心と身体の発達の特徴を理解し、その成長発達を援助していく保育士としての役割の基本・基礎(乳児・保育の理論・知識・技術の事例や実践)を学んでいきます。

講師は長年釧路市の保育園園長職を務められた根本かずゑ先生。38年間の乳幼児と関わって来られた多くの経験を伝授くださるとともに、保育のプロとしてどのように関わっていくことがこどもにとって大切なのかをご教授くださっています。

・どんな人も赤ちゃんだった。その時にどうやって育てて貰ったのか、どんな事をされたら嬉しかったか

・こどもが好きな大人とこどもから好かれる大人の違いとは?

・「せんせい明日も保育園に来てやるよ」の一言の深い意味は?

学生は根本先生が投げ掛ける問いを考察することで、さらに学びを深めていきます。

保育現場の日常性の保育実技の習得と共に、乳児側の成長過程に伴う心の変化など、乳児の保育について幅広く多岐に渡って学んでいきます。

この授業の形態は演習です。乳児への理解とイメージを深め、主体的に考え、行動できる保育士としての力を育んでいきます。
一人ひとりの学生に丁寧に向き合ってくださる根本先生が大好き!
何が発達に役立つのか?こどもの行為・発達に合わせた機能を持ったおもちゃ(道具)を整えてあげることが大切です。
どんな質問にも的確なアドバイスをくださる保育のプロ中のプロ!
一人ひとりが年齢発達に添って考えたおもちゃの設計図を発表しました。
手を叩き褒めてくださっている一瞬です。いつも学生が自分自身で解を見出せるよう促してくださる先生のお陰で、学生は保育のプロとして4月から自信を持って現場に立ちます。